首都高最速は誰だ!「湾岸ミッドナイト」に登場する国産名車3選
やっぱり、湾岸ミッドナイトといえば「悪魔のZ」
●日産「フェアレディZ(S30)」

湾岸ミッドナイトの主人公である朝倉アキオが駆るクルマが、日産「フェアレディZ(S30)」です。もともとは解体屋でスクラップになるのを待っていたフェアレディZでしたが、アキオの手によって修理され再び走ることになります。しかし、そのフェアレディZは、乗る者に不幸をもたらすという「悪魔のZ」だったのです。
フェアレディZ(S30)は、1969年に発売されたクルマで、北米市場で大ヒットした2ドアクーペです。搭載された直列6気筒エンジンL型は、2リッター、2.4リッター、2.6リッター、2.8リッターとさまざまなタイプが用意されました。
日本国内のモデルでは、SU製ツインキャブレターを装備したSOHCのL20型エンジンと、ソレックス製ツインチョークキャブレターを3基装備した、DOHCの直6 2リッターエンジンが設定されました。
ベースモデルの「Z」では4速MTと5速MTを搭載。「Z-L」では5速MTに加え、AMラジオ付きステレオ、助手席フットレスト、リクライニングシートなどが与えられました。
当時の新車販売価格は廉価版の「Z」が84万円、「Z-L」が105万円となっており、当時としては比較的安価だったこともあり日本でも爆発的にヒットします。
作中に出てくる悪魔のZでは、L28型エンジンを3.1リッターまで排気量アップし、TD06タービンによってツインターボ化され、約600馬力までチューンナップされています。
Writer: くるまのニュース編集部
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