王者N-BOXの1割以下しか売れてない!? 販売台数の乏しい軽自動車3選
軽自動車のなかで特異なミッドシップスポーツカーとは?
●ホンダ「S660」
ホンダ「S660」は、エンジンをミッドシップに搭載した2シーターオープンカーで、2015年4月に発売されました。2019年上半期の販売台数は1639台となっています。
搭載されるエンジンは、ホンダの軽自動車群「Nシリーズ」に用いられているエンジンを改良したもので、専用設計のターボチャージャーを装着したことでスポーツカーらしいアクセルレスポンスを実現。
また、軽自動車初となるハンドリング支援システム「アジャイルハンドリングアシスト」を採用しています。
トランスミッションは、CVTのほかに軽自動車初の6速MTが用意されました。CVTでも7スピードモードが設定されていて、スポーティさを十分に楽しむことができます。
設定されるグレードは、ベースグレードの「β」が198万720円、上級グレードの「α」が218万5920円で、どちらも同じ価格で6MTとCVTが選べます。
内外装や足まわりなどが専用のコンプリートカー「モデューロX」は285万120円と、趣味性の高いクルマらしいといえる価格設定です。
さすがにここまで高額だと、趣味車とはいえ、手軽に換えるクルマではないでしょう。
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販売面でN-BOXほどの人気となっていない軽自動車も存在するものの、いいかえるとそれだけラインナップが拡大して、軽自動車市場が成熟してきた証ともいえます。
N-BOXの天下がしばらく続くのか、それとも新たな人気車種が登場するのか、注目されます。
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