お手ごろ価格で走りも楽しい! 100万円台の最新MT車5選

MT車といえばマツダとスズキ

●「マツダ2」

全グレードで6速MTが選べる「マツダ2」
全グレードで6速MTが選べる「マツダ2」

 2019年7月のマイナーチェンジで、日本国内向けの車名が「デミオ」から「マツダ2」に変更されましたが、基本的な部分は2014年に発売された4代目デミオを踏襲しています。

 目に見えてわかる変更はフロントフェイスとリアのデザインで、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」によって、より上位機種に近いフロントフェイスに変化しています。

 内装についても大きな変更はないものの、上質な心地よさを目指して色と素材のコーディネーションに、新たなバリエーションが加わっています。

 搭載されるエンジンは、従来どおり最高出力110馬力の1.5リッター直列4気筒ガソリンと、最高出力105馬力の1.5リッター直列4気筒ディーゼルの2種類が用意されており、トランスミッションは福祉車両を除く全グレードで6速MTと6速ATが選択できます。

 マツダ2の価格はガソリンエンジン搭載車が154万4400円から、ディーゼルエンジン搭載車が195万4800円からです。

 また、モータースポーツベース車の「15MB」も引き続きラインナップされており、6速MTのみで162万円となっています。

●スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」

「ジムニー」を手足のように操るならMT一択
「ジムニー」を手足のように操るならMT一択

 2018年に20年ぶりとなるフルモデルチェンジがおこなわれ、大いに話題となったスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」は、クロスオーバーSUVとは一線を画するオフロード性能を持つクロスカントリーSUVです。

 ジムニーのエンジンは660ccの直列3気筒ターボで64馬力を発揮し、登録車のジムニーシエラは102馬力の1.5リッター直列4気筒ですから、高速道路を頻繁に走行するなら出力に余裕のあるジムニーシエラがおすすめです。

 また、ジムニー/ジムニーシエラは副変速機を昔ながらのレバーで操作し、2WDと4WDの切り替える「パートタイム4WD」を採用していますが、タイヤがスリップしたときの脱出性能を高める「ブレーキLSDトラクションコントロール」や、急な下り坂でブレーキを自動制御する「ヒルディセントコントロール」を新たに装備。

 衝突被害軽減ブレーキに代表される先進安全技術も装備できるなど、現代のクルマとして進化を遂げています。

 トランスミッションはジムニー/ジムニーシエラともに全グレードで5速MTと4速ATがあり、本格的なクロスカントリーを楽しみたい人から、普段の足としてジムニーに乗りたいという人のニーズまで対応しています。

 ジムニーの価格は145万8000円(5速MT)から、ジムニーシエラの価格は176万400円(5速MT)からです。

※ ※ ※

 MT車は世界的にも数を減らしています。日本よりMT比率が遥かに高い欧州でも、MTが減ってきていますが、ATの性能的な進化が理由のひとつです。

 そんな状況でも、100万円台から200万円台のクルマでは、まだまだMT車が多く存在し、さまざまな用途によって選ぶことができます。

 それよりも深刻なのが高額なクルマで、1000万円を超えるようなスポーツカーではMT車がほとんどありません。性能を突き詰めるとATのほうが優れているのは理解できますが、MTならではの楽しさがあるのも確かなので、選択肢は残してほしいところです。

100万円台でもスポーツドライビングが楽しめるMT車の画像を見る(18枚)

【特設サイト公開中】マツダの今を、徹底取材。

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー