初代「GT-R」登場の1969年は当たり年!? 50年前に発売された名車・迷車5選

自動車界のレジェンド、初代「スカイラインGT-R」登場

●スバル「R-2」

オーソドックスなスタイルに変わった「R-2」
オーソドックスなスタイルに変わった「R-2」

「スバル360」といえば、日本が誇る偉大な軽自動車ですが、その後継車として1969年8月に発売されたのがスバル「R-2」です。

「てんとう虫」の愛称がついた特徴的なスタイルのスバル360とは違い、R-2はオーソドックスな2ボックスタイプのデザインに変わっています。個性的ではないものの、スバル360よりも広くなった室内によって、居住性と実用性は大幅に改善されました。

 リアに搭載されたエンジンは360cc空冷2サイクル2気筒がスバル360から踏襲され、出力は30馬力を発揮。400kg台の軽量な車体には、十分な出力となっています。

 そして、1970年には36馬力を誇るスポーツバージョンの「R-2 SS」が加わり、1972年には水冷エンジンを搭載するなど、ラインナップを拡充します。

 その後、1972年に発売されたモダンなデザインの「レックス」と併売されていましたが、軽乗用車はレックスに一本化され、1973年にR-2の販売は終了。

 12年間販売されていたスバル360に比べ、4年間の販売にとどまったR-2の現存数は少なく、いまとなってはかなりの希少車です。

●日産「スカイラインGT-R」

伝説はこの初代「スカイラインGT-R」から始まった
伝説はこの初代「スカイラインGT-R」から始まった

 1966年に日産とプリンス自動車は合併し、両社の技術者がタッグを組んで新たなクルマ作りがスタートしました。

 そして、1968年には日産ブランド初の「スカイライン」が発売されます。通算3代目となるスカイラインは「ハコスカ」の愛称で親しまれました。

 ボディバリエーションは当初、4ドアセダン、5ドアステーションワゴン、5ドアバンのボディタイプで発売され、後に2ドアハードトップが加わります。

 エンジンは、2リッター直列6気筒の名機「L20型」を搭載したグレード「2000GT」シリーズをフラッグシップとし、ほかに1.5リッターと1.8リッターの直列4気筒を搭載したモデルもありました。

 3代目でもっとも大きな出来事だったのは、初代「スカイラインGT-R」が誕生したことです。

 この初代スカイラインGT-Rはレースに勝つために作られたモデルで、1969年2月に4ドアセダン(PGC10型)が登場し、1970年10月には2ドアハードトップ(KPGC10型)へとチェンジします。

 エンジンは、プリンスのレーシングマシン「R380」のものをベースに公道走行用にデチューンした、2リッター直列6気筒DOHCの「S20型」を搭載。最高出力160馬力を誇り、量産車世界初の1気筒あたり4バルブを採用していました。

 そして、スカイラインGT-Rによるレース初勝利は相手のペナルティによる辛勝でしたが、そこからは破竹の勢いで勝ち続け、49連勝を含む通算52勝を飾ることになります。

※ ※ ※

 いまから50年前の1969年というと、東京オリンピックが開催された5年後で、翌年に大阪万博を控えていました。

 その影響で大都市の道路整備とともに高速道路網が拡充し、各メーカーは出力と速度の向上はもちろんのこと、乗り心地や運動性能、安全性能といったところも向上させようとした時代です。

 ここから国産車は一気に進化していったわけですが、1960年代から1970年代にかけては、日本のモータリゼーションのターニングポイントだったのかもしれません。

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