SUVは機械式駐車場に入らない? 全高制限クリアする国産コンパクトSUVとは
トヨタ・レクサスのコンパクトSUVも機械式に入る?
●トヨタ「C-HR」

トヨタ「C-HR」は、全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mmのコンパクトSUVです。4WD車は最低地上高が15mm高いため、全高も1565mmとなります。
国内のSUV新車市場で、年間販売台数1位を2017年、2018年と2年連続で獲得。2017年4月には、軽自動車も含めた全体の新車販売台数で月間1位を達成し、SUVとして初めての1位ということから注目されました。
なお、2015年からホンダ「ヴェゼル」が3年間1位を獲得しており、近年は都会派のコンパクトSUVが市場を牽引してきました。ちなみに、ヴェゼルの全高は1605mmです。
●レクサス「UX」
レクサス「UX」の寸法は、全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm。前出のC-HRをベースに開発されたクルマですが、細かい寸法は多少異なります。
全長4495mmは、今回紹介するクルマのなかでもっとも長い設定なうえ全幅も広く、全幅1850mm以下の駐車場ではギリギリなので注意が必要です。
レクサスのSUVラインナップは、UXのほかに「LX」「RX」「NX」があり、UXはレクサス最小のSUVです。UXという車名は、都会派クロスオーバーを意味する「Urban Crossover」に由来します。
※ ※ ※
2019年9月に発売が予定されている新型「カローラ」は、初代が登場した1966年以降の「カローラ」の歴史で初めて3ナンバー化されます。カローラに限らず、国産車ではフルモデルチェンジのたびに車体が大きくなるケースは多いです。
しかし、狭い国内では車体の小さなクルマには常に一定のニーズがあります。そして限られたスペース内で機能を充実させることは、日本らしさともいえるかもしれません。
欧米向けには大柄なクルマが求められるものの、アジア市場では小さなクルマにも需要がありそうです。日本の特性を活かしたコンパクトカーの進化に今後も注目です。
Writer: くるまのニュース編集部
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