避けたい「バッテリー上がり」 需要増加のドライブレコーダーも負担の要因

クルマのトラブルで多い「バッテリー上がり」。最近のクルマは、さまざまな電装装備が増えたほか、「あおり運転」を始めとする問題によって、ドライブレコーダーの需要も増加傾向にあります。それらは、バッテリーの負荷を大きくしている要因となっています。バッテリーが上がってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

バッテリーを消費する状況は?

 一昔前に比べると最近のクルマは、安全・支援機能の進化により電装部品が多くなっています。さらに、近年問題化している「あおり運転」の対策としてドライブレコーダーの需要も高まったことで、バッテリーへの負荷は増加傾向です。

 普段、あまり気にすることのないバッテリーとはどんなものなのでしょうか。

クルマのトラブルとして救援依頼の多い「バッテリー上がり」

 ハイブリッド(HV)や電気自動車(EV)でなくても、クルマは大量に電気を消費します。バッテリーは、エンジン始動時やランプ類、オーディオ、パワーウインドウなど、多くの電装品に電力を供給しています。

 アイドリング時や走行することで、オルタネーターと呼ばれる電流を生み出す装置に回転が伝わり、作られた電気がバッテリーに蓄えられます。エンジンを停止している状態でもライト点灯やセキュリティーなどの電装品が動くのは、バッテリーに電力が蓄えられているからです。

 また、アイドリングストップ機能を搭載しているクルマの場合、アイドリング停止中は電気が蓄えられない場合がほとんど。このようなクルマは、バッテリーの電圧が一定以下になると、アイドリングストップがおこなわれず、バッテリーに電力を蓄える方が優先されます。

 夜間の雨でヘッドライトとフォグランプ、ワイパーを使い、寒いのでエアコンを利用、後ろの窓が曇るのでリアデフォッガー、渋滞が多くアイドリングストップが続く、といった条件が揃うとバッテリーの負担は大きくなります。

 国土交通省やJAFが公表するクルマのトラブル理由では、「バッテリー上がり」がダントツのトップです。自動車整備工場のスタッフはバッテリーのトラブルについて、次のように話します。

――バッテリーのトラブルはどのような場合が多いのでしょうか。

 普段クルマに乗る機会が少ない人や、カーオーディオなどの電装品の多いクルマ、渋滞の多い一般道を買いもののために少しだけ走るといった使い方をしている人に多いです。

――バッテリーを長持ちさせるにはどうすればいいですか。

 バッテリーには寿命がありますが、クルマの乗り方でかなり変わります。その製品が悪いというわけではありませんが、1年程度で寿命がきてしまう場合もあります。ガソリンスタンドなどで無料チェックをおこなっている場合もありますので、定期的に点検しておくことをおすすめします。

――バッテリーが上がってしまったらどうすればいいのでしょうか。

 昔は、ブースターケーブルの使い方(赤プラス、黒マイナスでプラスからつなぐ)を知っている人がそれなりにいましたが、最近ではブースターケーブル自体を知らない人も増えています。

 そのため、バッテリーが上がった場合には下手に触らずにロードサービスに依頼することをおすすめします。

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