平成初期は当たり年! みんなが憧れた往年のスポーツカー5選

新型を披露したあのトヨタ製スポーツカーも登場

●トヨタ「スープラ」A70型(1986年~1993年)

ハイクオリティなスポーツカーとして日米でヒットした「スープラ」

 新型が話題の「スープラ」は1986年に初代が登場しました。

 それまで「スープラ」は北米でのネーミングで、日本では「セリカ」の上位車種「セリカXX(ダブルエックス)」として販売されていましたが、この「A70型 スープラ」で「セリカ」とは完全に別れることになります。

 トップグレードは最高出力240馬力を誇る3リッター直列6気筒DOHCターボエンジンを搭載する「3.0GT」で、AT車でもタイヤが温まっていない時に不用意にフルスロットルを与えると、ホイールスピンを起こすほどのパワフルさでした。

 ただし、当時としては良くできたシャシによって、ドライブしていても不安になるようなことはありませんでした。

 スタイリッシュでスポーティなルックスの3ドアハッチバックに、パワフルなエンジンを搭載したことから高い人気を誇りました。

 なお「スープラ」のデビュー時、自動車税は3リッターエンジンで8万1500円/年と高額だったため、売れ筋は最高出力185馬力の2リッター直列6気筒DOHCツインターボエンジン搭載車でした。

●マツダ「サバンナRX-7」FC3S型(1985年~1992年)

ロータリーエンジンを搭載するピュアスポーツ「サバンナRX-7」

 2代目となるマツダ「サバンナRX-7」は1985年にデビューしました。

 初代から大きく進化したシャシに、185馬力を発揮する1.3リッター2ローターターボエンジン搭載。

 ロータリーエンジンならではの、スロットルペダルを踏み込んでいればどこまでも回転上昇しそうな加速感と、セミトレーリングアーム化されたマルチリンクサスペンションで、軽快にカーブを駆け抜ける正統派のスポーツカーに仕立てられていました。

 また、日本車初の対向4ピストン・アルミブレーキキャリパーの採用や、フロントのホイールハブまでアルミ化するなど、足回りに一切の妥協は見られません。

 フォルムはどことなく海外スポーツカーに似ていると評されましたが、若者が憧れるスポーツカーとして高い人気となりました。

 1989年のマイナーチェンジでは、ロータリーエンジンの要ともいえるシール類の改良などでスロットルレスポンスを大幅に向上させ、最高出力は205馬力まで向上しています。

 また、バケットシートを装着した2シーターで、専用のサスペンションが与えられた数量限定車「∞(アンフィニ)」や、シリーズで唯一のオープンカー「カブリオレ」もラインナップされていました。

【了】

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