クルマも顔が命!? フロントグリルが特徴的な国産車5選
クルマの見た目の印象を最も大きく左右するのがフロントグリルで、ヘッドライトなどとの組み合わせでカッコ良く見えるクルマもあればカワイく見えるクルマもあります。そこで、クルマの「顔」ともいえるフロントグリルが特徴的な国産普通車5台を紹介します。
クルマの顔は「フロントグリル」で決まる?
クルマの見た目の印象を最も大きく左右するのがフロントグリル部分かもしれません。ヘッドライト、フロントグリルやバンパー形状など、その組み合わせでカッコ良く見えるクルマもあれば、カワイク見えるクルマもあります。
なかにはクルマの中身と見た目のギャップがある場合もありますが、だいたいは「顔」がクルマのキャラクターを表現しています。
そこで、フロントグリルが特徴的な現行モデルの国産普通車(登録車)5台をピックアップして紹介します。
●トヨタ「カムリ」
トヨタ「カムリ」は2017年発売の現行モデルで10代目となるトヨタのミドルクラスセダンです。初代は1980年デビューで、世界各地へ輸出されるトヨタを代表するセダンの位置づけとなり、アメリカではベストセラーカーとなりました。
現行モデルでは重心高を下げ、重量バランスや車両安定性の向上を狙った「TNGAプラットフォーム」によって、意のままの走りと横揺れの少ない乗り心地、安定した高速走行に加え、スポーティな走りを予感させるスタイルになっています。
その要因として、シャープなデザインのLEDヘッドランプとスリム化されたフロントグリル、フロントバンパーを大きく切り開いたようなグリルの組み合わせによる「顔」が挙げられます。
2018年に追加されたグレード「WS」は、フロントグリル、フロントバンパーを専用デザインとして全長が25mm延長されたことで、特徴的なフロントグリルの印象を和らげています。
●三菱「デリカD:5」
三菱「デリカD:5」は、ミニバンとSUVの良さを兼ね備えたオールラウンダーミニバンで2007年に発売されました。2018年に改良モデルを発表し現在は予約受け付け中です。
改良モデルの「デリカD:5」は「顔」を一新した点が話題となっています。三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」をもとに、内側にハイビーム4灯、外側にロービーム5灯の多灯LEDを縦に配置したヘッドライトを採用。
上部に三菱のスリーダイヤマークがあしらわれたシルバーのハニカム状で、下部が黒いスリット状のデザインを採用した特徴的なフロントグリルの組み合わせで、押し出し感が強くなっています。
また、「デリカD:5」には「スタンダード」と「アーバンギア」の2タイプがあり、「アーバンギア」にはエアロタイプの専用フロントバンパーが装着され、ワイド感と安定感を演出。
搭載されるエンジンは2.2リッターDOHCコモンレール式ディーゼルで、新開発の8速ATとの組み合わせで、従来型以上の高い悪路走破性を持っています。