レトロな外観でも中身は最新! 懐かしさ感じる人気車5選

軽自動車はクラシカルなデザインの宝庫!?

●ホンダ「N-ONE」

ホンダ「N-ONE Select」

 ホンダ「N-ONE」はベーシックタイプ「Standard」に加え、ユーザーの嗜好に合わせた「Select」、「Premium」、「RS」の3タイプがラインナップされています。その中で最もレトロなデザインが「Select」です。

 N-ONE Selectは、フロントフェイスやルーフとドアミラーをブラウンとしたツートーンカラーのボディーが特徴で、カラードディッシュホイールの採用により、クラシカルさがさらに引き立てられています。

 すっきりと整えられたシンプルなインテリアのN-ONEですが、Selectになると落ち着きのあるブラウンとなり、シート素材はメープルブラウンのプライムスムース&ダブルラッセル、ダッシュボードパネルやドアパネルもメープルウッドの木目調パネルに変更する凝りようで、一昔前の高級車のような風合いになっています。

 このSelectでは58psの自然吸気エンジンと64psを発揮するターボエンジンの他、駆動方式もFFと4WDが選択可能です。

●ダイハツ「コペン」

ダイハツ「コペンCero」

 2002年に初代が発売された2ドアオープンクーペのダイハツ「コペン」は、その丸みを帯びたルックスとオープンルーフ、軽自動車ならではの維持費の安さでセカンドカーとして高い人気となりました。

 2014年には樹脂外板パーツとヘッドランプやリアコンビランプを着せ換えできる2代目コペンが登場。豊かな曲面を緻密に造り込むことで初代モデルをイメージした「コペンCero(セロ)」では、ブリティッシュグリーンマイカのボディーカラーを選び、内装をベージュインテリアパックにすれば、イメージは一気にブリティッシュオープンスポーツカーです。

 また、「ドレスフォーメーション」と呼ばれる外観の着せ換えが可能なシステムにより、「Cero」をベースにしつつスポーツカーとしての躍動感を高めたデザインの「Robe(ローブ)」へとスタイル変更することも可能。当然、「Robe」を「Cero」にすることも可能です。

 コペンのエンジンは64psを発揮する660cc直列3気筒DOHCターボで、800kg半ばの車重を軽快に走らせることができます。また、軽自動車としては珍しい7速スーパーアクティブシフト付CVTと、ダイハツの現行販売車種で唯一となる5MTも選ぶことが可能です。

●スズキ「ジムニー」

スズキ「ジムニー」

 スズキ「ジムニー」は、世界中で高い評価を受けているオフロード四輪駆動車です。軽自動車の規格が360ccだった1970年から販売が開始され、2サイクル360cc、2サイクル550cc、4サイクルターボ550cc、4サイクルDOHCターボ550cc、4サイクルDOHCターボ660ccと時代に合わせて排気量を拡大してきました。

 2018年にデビューした4代目ジムニーは、スズキでは初となる「グッドデザイン金賞」を受賞するなどの話題性もあり、発売直後からグレードやメーカーオプションの選択によっては納車1年待ちと言われたほどの人気車種となりました。

 また、初代から続くスクエアボディーと丸型のヘッドライトやウインカー、3代目以降で継続されている5スロットグリルなど、一目でジムニーとわかるデザインも人気の理由の一つに挙げられるでしょう。

 オフロードなどで車両姿勢を把握しやすくなるよう配慮された、水平基調でデザインされたインテリアなどもジムニーらしさと懐かしさを感じさせてくれますが、初代モデルを彷彿とさせるジャングルグリーンの外装色を選べば、レトロ感倍増間違いなしです。

 64psを発揮する660cc直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載するジムニーは、低回転から力強いトルクを発生するため、オフロードでも優れた走行性能を実現します。また、WLTCモード16.2km/L(5MT車)という燃費性能も本格的なオフローダーとしては嬉しい限りです。

【了】

クラシカルな外観の現行国産車の画像を見る(16枚)

トヨタが提案する救急車発見技術がスゴすぎる!

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー