スーパーホワイトが憧れだった! 現行モデルで蘇るハイソカー5選

知的な印象のなかにもワルっぽさが光る2台

●ホンダ「アコード」

2016年にイメージを一新し重厚感が増した「アコード」

 ハイソカーブームのころのホンダ「アコード」はリトラクタブルヘッドライトで、スポーティなイメージが強く、まったくハイソな感じではありませんでした。

 同時期に初代「レジェンド」もありましたが、押し出し感は希薄で、やはりハイソカー好きには人気がありませんでした。

 現行の「アコード」はというと、以前よりも1クラス上の車格となり、押出し感も十分にあります。

 パワートレーンは2リッターのハイブリッドのみで、基本的には高速走行以外、エンジンは発電に徹して、モーターで走行するシステムとなっており、燃費も31.6km/L(JC08モード・LXグレード)と、同クラスではかなり優秀な値をマークしています。

 かつては優等生イメージだった「アコード」ですが、見た目はだいぶダイナミックになった印象もあり、いまならハイソカーになりえるのではないでしょうか。

●マツダ「アテンザ」

美しさのなかに貫禄もあるフラッグシップセダンの「アテンザ」

 1990年代初頭のマツダといえばフラッグシップのユーノス「コスモ」があり、デザインも中身も十分ハイソカーとして「ソアラ」の対抗馬になりえる存在でした。

 しかし、トヨタブランドは圧倒的に強大で、「コスモ」はハイソカーとしての人気はいまひとつでした。

 そこで、現在のマツダのフラッグシップである「アテンザ」はというと、「魂動デザイン」による洗練されたイメージに加え重厚さを併せ持つセダン(ワゴン)として、ハイソカーの素質はあると思います。

 エンジンは2リッターと2.5リッターのガソリンと、国産セダンで唯一となる2.2リッター・クリーンディーゼルがライナップされています。

 また、ディーゼルには6MTが用意され、硬派な一面もあります。

 なお、「アテンザ」のイメージカラーはレッドメタリックですが、今回、ホワイトが似合うクルマだったと再認識しました。

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