スーパーホワイトが憧れだった! 現行モデルで蘇るハイソカー5選
知的な印象のなかにもワルっぽさが光る2台
●ホンダ「アコード」
ハイソカーブームのころのホンダ「アコード」はリトラクタブルヘッドライトで、スポーティなイメージが強く、まったくハイソな感じではありませんでした。
同時期に初代「レジェンド」もありましたが、押し出し感は希薄で、やはりハイソカー好きには人気がありませんでした。
現行の「アコード」はというと、以前よりも1クラス上の車格となり、押出し感も十分にあります。
パワートレーンは2リッターのハイブリッドのみで、基本的には高速走行以外、エンジンは発電に徹して、モーターで走行するシステムとなっており、燃費も31.6km/L(JC08モード・LXグレード)と、同クラスではかなり優秀な値をマークしています。
かつては優等生イメージだった「アコード」ですが、見た目はだいぶダイナミックになった印象もあり、いまならハイソカーになりえるのではないでしょうか。
●マツダ「アテンザ」
1990年代初頭のマツダといえばフラッグシップのユーノス「コスモ」があり、デザインも中身も十分ハイソカーとして「ソアラ」の対抗馬になりえる存在でした。
しかし、トヨタブランドは圧倒的に強大で、「コスモ」はハイソカーとしての人気はいまひとつでした。
そこで、現在のマツダのフラッグシップである「アテンザ」はというと、「魂動デザイン」による洗練されたイメージに加え重厚さを併せ持つセダン(ワゴン)として、ハイソカーの素質はあると思います。
エンジンは2リッターと2.5リッターのガソリンと、国産セダンで唯一となる2.2リッター・クリーンディーゼルがライナップされています。
また、ディーゼルには6MTが用意され、硬派な一面もあります。
なお、「アテンザ」のイメージカラーはレッドメタリックですが、今回、ホワイトが似合うクルマだったと再認識しました。