日産「“次期型”セレナ」はどう進化!? 新型「エルグランド」の“最新技術”に期待大! めちゃ静かな「第3世代e-POWER」&進化した「4WD」も採用される!? “大人気3列シートミニバン”「7代目」の姿とは!
2026年7月に発売された新型「エルグランド」は、第3世代「e-POWER」や進化した「e-4ORCE」などの最新技術を多く採用しました。一方、現行「セレナ」は2026年2月にマイナーチェンジを実施。次期モデルの仕様は未発表ですが、エルグランドに搭載された技術を手がかりに、セレナへの導入が期待される装備や進化の方向性を考察します。
次期セレナに第3世代e-POWER搭載か!?
2026年7月16日、日産はラージクラスのプレミアムミニバン「エルグランド」を約16年ぶりにフルモデルチェンジしました。
新型エルグランドは、第3世代「e-POWER」、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」、電子制御ショックアブソーバー「インテリジェント ダイナミックサスペンション(IDS)」など、日産の最新技術を数多く採用しています。
なかでも第3世代e-POWERは、新開発の発電専用エンジンと5つの主要部品を一体化した電動ユニットを組み合わせ、静粛性と燃費性能を高めています。
発売早々に新型エルグランドを購入した筆者(自動車ジャーナリストの吉川賢一)が実際に乗って感じたのは、発電用エンジンの存在を意識させにくい静粛性、ロードノイズの小ささ、路面からの入力や車体の揺れが素早く収まる乗り心地です。
高剛性ボディや遮音構造に加え、e-4ORCEとIDSなどが総合的に寄与していると考えられます。

こうした新型エルグランドの技術が、量販ミドルクラスミニバン「セレナ」の次期モデルにも採用されるのか注目されます。
現行の6代目セレナは2022年11月に発表され、2026年2月にはマイナーチェンジを受けました。フルモデルチェンジの時期や次期型の仕様は発表されていません。
先代の5代目は2016年8月から2022年10月まで、4代目は2010年11月から2016年8月まで販売され、いずれも約6年で次世代へ移行しました。
まだ見ぬ次期型(7代目)も同様のモデルチェンジサイクルを踏襲するとすれば、早ければ2027年度中にも新型が誕生するかもしれません。
トヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」など競合車が多い市場だけに、次期セレナがどのような独自性を打ち出すのかが焦点となります。
セレナはエルグランドと車格や価格帯が異なり、最新技術をすべて採用するとは限りません。ただ、第3世代e-POWERは次期型での採用を期待したい技術のひとつです。
多人数での移動や長距離走行が多いミニバンでは、燃費だけでなくエンジン音や振動の少なさも快適性を左右します。
現行セレナの第2世代e-POWERは滑らかな走りが特徴ですが、強い加速時には発電用エンジンの音が車内に届く場面もあります。静粛性がさらに高まれば、後席との会話もしやすくなるでしょう。
e-4ORCEは現行セレナにも設定されています。次期型に第3世代e-POWERが採用された場合、駆動力制御がどう進化するのかも注目点です。
一方、IDSには専用の制御機構が必要となるため、価格とのバランスが採用の鍵になると考えられます。
現行セレナの最上級グレード「e-POWER LUXION(以下、LUXION)」は499万8400円(消費税込、以下同)です。仮に新技術の採用で価格が上昇すれば、新型エルグランドの最廉価グレード「X e-4ORCE」(689万7000円)との価格差も選択の材料になります。






































