高速「深夜割引」が“4時間→7時間”に拡大へ! なのに「負担増」も!? 「全区間3割引」が変わる新ルールと“事前登録”の注意点とは
高速道路の深夜割引は、時間帯が広がっても、今より負担が増える場合があります。さらに、新制度ではETCカードを持っているだけでは割引を受けられないケースも。まだ運用開始前の見直し内容と、利用前に確認したいポイントを紹介します。
割引時間は延びるのに負担増も!? 「午前5時以降」の走行分に注意
高速道路の深夜割引は、対象時間が長くなっても、すべての利用が今より安くなるわけではありません。割引対象が原則「全走行分」から「割引時間帯に走った分」へ変わるためです。
NEXCO東日本・中日本・西日本の3社は、対象時間を現在の「午前0時~4時」から「午後10時~翌午前5時」へ広げる予定です。ただし、2026年10月29日現在、運用開始日は公表されておらず、現在は従来の制度が続いています。
![高速道路の深夜割引が変更予定! 時間帯と事前登録を確認[画像はイメージ/Photo: まちゃー/PIXTA]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/08/20250805_Highway_Traffic_pixta_82032519_M.jpg?v=1754365524)
対象はNEXCO3社の高速道路などが中心で、京葉道路や第三京浜道路などは対象外です。以下では、主に走行距離に応じて料金が決まる区間を見ていきます。
現行制度は、対象道路をETC無線通信で利用し、午前0時~4時の間に少しでも走行すれば、原則として全走行分が3割引になります。
一方、新制度は午後10時~翌午前5時の走行分に応じて、原則3割相当を還元する仕組みです。
例えば、午前3時に高速道路へ入り、6時に降りる場合。現行制度では原則全走行分が割引対象ですが、新制度では午前5時以降の走行分は原則として対象になりません。同じ走り方でも、負担が増える可能性があるのです。
反対に、午後11時に入り、11時50分に降りる利用は、現行の深夜割引では対象外ですが、新制度では対象になります。午前4時30分に入り、4時50分に降りる場合も同様です。
なお、運用開始後5年程度の激変緩和措置として、午後10時台に降りた場合は、対象時間帯の走行分に対する還元率が原則2割になります。
また、深夜割引が適用される長距離利用では、1000kmを超えた分を対象距離に加える措置も5年程度予定されています。
午前5時を過ぎて走り続けても、それまでの対象走行分がなくなるわけではありません。割引を受けるために、5時までに出口へ急ぐ必要はないのです。


















































