高速「深夜割引」が“4時間→7時間”に拡大へ! なのに「負担増」も!? 「全区間3割引」が変わる新ルールと“事前登録”の注意点とは
高速道路の深夜割引は、時間帯が広がっても、今より負担が増える場合があります。さらに、新制度ではETCカードを持っているだけでは割引を受けられないケースも。まだ運用開始前の見直し内容と、利用前に確認したいポイントを紹介します。
ETCカードだけでは足りない!? 「事前登録」と「後日還元」を確認
もうひとつ大きく変わるのが、割引の受け取り方です。
ETCクレジットカードやETCパーソナルカードで新制度を利用するには、「ETCマイレージサービス」への事前登録が必要になります。登録前の走行は対象にならないため、ETCカードを持っているだけでは足りません。
これまで深夜割引を受けていた人も、登録状況の確認が必要です。すでに登録済みなら、新たな登録手続きは要りません。
![新制度ではETCマイレージの事前登録が必要に[画像はしばしば「深夜割引待ち渋滞」が発生する東名高速の東京料金所(イメージ画像)/Photo:まちゃー/PIXTA]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/10/20261027_pixta_102616740_M.jpg?v=1793093529)
現行制度では深夜割引後の料金が課金されますが、新制度では深夜割引前の料金を支払い、原則として利用月の翌月20日に割引相当額が付与されます。
現金が戻るのではなく、付与後の高速道路利用に充当される「還元額」です。その場の支払額だけでは、割引後の負担を判断できなくなる点にも注意したいところです。
法人向けのETCコーポレートカードは扱いが異なり、月ごとの請求時に深夜割引が反映されます。
今回の見直しには、割引開始の午前0時を待つ車両が料金所付近などに滞留する問題を減らす狙いもあります。
ただし、割引対象の距離を増やそうと、無理に走るのは禁物です。新制度では利用1時間あたりの上限距離を設け、普通車などは105km、乗合バスなどを除く大型車・特大車は90kmとして還元額を計算します。
これは料金計算上の数値で、認められる走行速度ではありません。対象時間帯の利用が4時間を超える場合は、休憩時間も考慮して上限距離を設定します。
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負担がどれくらい変わるかを知りたい場合は、NEXCOが公開している、見直し後の料金を調べる公式シミュレーターが役立ちます。
見直しに合わせ、対象路線では400kmを超える走行に対する「長距離逓減制」も拡充されます。時間帯だけでなく、区間や距離を含めて比較することが大切です。
まずはマイレージの登録状況を確認し、自分が使うルートの料金を調べる。割引に合わせて休憩を削ったり、無理に出発時刻を変えたりするのではなく、余裕のある予定のなかで利用したいところです。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。


















































