20年経っても「目白通り」未開通なぜ? 「完全分断」状態で残る「中途半端な道路」の謎とは 将来は「東京~所沢」つなぐ大動脈
東京都内にある都市計画道路「放射第7号線」は、途中のわずかな区間だけ未開通で、ブツ切れになったままになっています。なぜこのような状態になっているのでしょうか。
目白通りからさらに西へつながる都市計画道路
東京都内にある都市計画道路で、途中のわずかな区間だけ未開通で、ブツ切れになったままの路線があります。
その道路は「放射第7号線」。通称目白通りで、起点が千代田区九段北一丁目、終点が練馬区西大泉五丁目となっています。東京都道・埼玉県道24号練馬所沢線に指定され、都市計画道路は現道のバイパスとして整備されてきています。
目白通りといえば、都心部から関越道練馬ICまでのアクセスを担う大通りとして多くのドライバーに利用されています。しかし、練馬ICから先、さらに西側にも延伸計画が進められています。
練馬ICの1km西には、関越道の大泉ICがあります。さらに900mほど西進すると、目白通りは急に途切れて終わります。ここが長い未開通区間です。
未開通区間は長さ約1km弱。大泉西中学校の先の「諏訪神社北交差点」から西側は2025年2月16日に先行開通を果たしたばかりで、約1.6km先までまっすぐつながっており、23区外側の主要南北軸である「伏見通り」に直結し、地域間移動の貴重なルートという役割を担っています。

未開通区間は長らくバリケードでふさがれていましたが、2026年3月17日に一部が暫定開放。区間を4ブロックに分割したうえで、西側から「歩道のみ」「歩車通行可」「歩道のみ(一部完全通行止め)」「歩車通行可」という複雑な形で、できるだけ完成部分が活用できるよう供用されています。
ちなみに、開通済みの区間でも安全対策工事が進められ、2025年4月11日には福泉寺通りとの交差点に一時停止規制の設置や交差点へのカラー舗装、ポストコーンによる車線誘導などの処置がおこなわれています。
さらにこの先、西東京市から新座市、東久留米市、清瀬市にまたがる8工区でも整備が進められ、用地取得や準備工事が行われているところです。2026年2月14日には清瀬市中清戸一丁目から中里二丁目までの約1.6kmが開通。埼玉県側からの道路を延伸する形で、地域間のアクセスがさらに改善されました。
















