「アウディR8」後継機!? 新型「ミッドシップスーパーモデル」発表! 800馬力の「V8ツインターボ」×高性能モーター“3基”搭載! 超速いアウディ「ヌヴォラーリ」とは
アウディは2026年6月、フラッグシップスーパーカー「Nuvolari(ヌヴォラーリ)」を発表しました。
かつての「R8」の再来? 1000馬力超えのスーパースポーツモデル
ドイツの自動車メーカーであるアウディは2026年6月4日(現地時間)、フラッグシップスーパーカーとなる「Nuvolari(ヌヴォラーリ)」を発表しました。
かつての「R8」に次ぐスーパースポーツモデルですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
往年の名ドライバーであるタツィオ・ジョルジョ・ヌヴォラーリ氏の名前を冠したこの車両は、過去にアウディが販売していたスーパースポーツモデルの「R8」と同じく、エンジンをリアミッドシップに搭載し、次世代の四輪駆動システムとうたう「クワトロ・プレディクティブ・ライド」を搭載したものです。
しかし、R8と大きく異なるのが、搭載されるパワートレインが3モーターを搭載したハイブリッドシステムとなっている点です。

エンジン本体は最高出力588kW(約800馬力)、最大トルク730N・mを発生させ、最高回転数1万回転を誇る4リッターV型8気筒のツインターボエンジンで、これに1基あたり110kW(約150馬力)の出力を持つモーターを組み合わせ、システム最高出力は736kW(1001馬力)を誇ります。
走行性能は、0-100km/h加速が2.6秒、0-200km/h加速が6.8秒、最高速度は350km/h以上と発表されており、これまでのアウディのスポーツモデルと比較しても、ケタ違いのポテンシャルを秘めていることが分かります。
車体にはR8でも採用されていた「アウディ・スペース・フレーム(ASF)」が採用されていますが、新たにF1のノウハウを用いたカーボンエクステリアをアウディとしては初めて採用し、高いねじり剛性と軽量化を両立。
ブレーキにはハイブリッドならではの回生ブレーキと油圧ブレーキを可変配分するブレーキ・バイ・ワイヤシステムに、「アウディセラミックプロブレーキシステム」を組み合わせ、フロントキャリパーは10ピストン、リアキャリパーは4ピストン、ロングファイバーカーボン構造のブレーキディスク径はフロント420mm、リア410mmと相当なもの。
エクステリアのデザインは2025年9月に発表された2シーターコンセプトカー「コンセプトC」のものをベースに、新たなアウディのデザイン哲学「The Radical Next」を表現した初の市販モデルとされています。
全体的に空力性能を重視したものとなっていて、F1ドライバーからのフィードバックを反映した、「アクティブエアロダイナミクスシステム」を搭載。
フロントの「Sダクト」によるダウンフォース向上にプラスして、リアには「クローズド」、「ローダウンフォース(LD)」、「ハイダウンフォース(HD)」の3つのポジションに変更可能なアダプティブリアウイングが装着され、ハイダウンフォース時には最大で400kg以上のダウンフォースを発生させるとされています。
このように圧倒的なパフォーマンスを誇る新型ヌヴォラーリは世界限定499台でリリースされ、2027年前半から納車が開始されるとされています。
気になる価格は日本円で1億円を超えるとも言われており、まさに全世界が注目する1台と言えるでしょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。






































