“復活”の日産「新型カクカクSUV」!? 400馬力超えの「本格4WD」!? 旧車デザインもイイ「テラノPHEVコンセプト」とは
日産が中国の北京モーターショー2026で世界初公開した「テラノPHEVコンセプト」。往年の名を継ぐスクエアな本格SUVは、市販モデルが1年以内に発表される予定です。いったいどのような1台なのでしょうか。
初代テラノを思わせる“3連スリット”とスクエアボディ
日産は2026年4月、中国で開催された「北京モーターショー2026(Auto China 2026)」において、新エネルギー車(NEV)のSUVコンセプトカー「Terrano PHEV Concept(テラノPHEVコンセプト)」を世界初公開しました。市販モデルは1年以内に発表される予定です。
初代「テラノ」(WD21型)は1986年に登場。D21型の「ダットサン ピックアップトラック」をベースに、北米のニッサン デザイン インターナショナル(NDI)がスタイリングを手掛けました。発売当初は2.7リッター直列4気筒ディーゼルを搭載し、1987年に3リッターV型6気筒ガソリンを追加しています。
悪路走破性と舗装路での快適性を両立して人気を博し、北米では「Pathfinder(パスファインダー)」の名称で販売されました。
そして今回のテラノPHEVコンセプトは、スクエアなボディや大きく張り出したフェンダー、切り立ったフロントウインドウ、背面のスペアタイヤなど、本格オフロードSUVらしい意匠を随所に採用しています。
なかでも目を引くのが、フロントグリルのトリプルスリット。初代テラノを連想させる象徴的なデザインで、砂漠を走行するイメージカットも公開されるなど、“冒険の相棒”というキャラクターを打ち出しています。
日産はこのモデルについて「日産にとって象徴的なネーミングを復活させるモデルです」と紹介。最新のプラグインハイブリッド技術を搭載し、日産が培ってきたオフロードでの高い走行性能を継承しているといいます。
狙いは、アウトドアでの走破性と、都市部での快適な通勤という2つのニーズに応えること。初代や2代目のテラノも、悪路走破性と日常の扱いやすさを高い次元で両立して人気を得たモデルでした。

気になるパワートレインの詳細は公表されていません。ただしベースは、2025年の上海モーターショーでデビューしたピックアップトラック「Frontier Pro(フロンティア プロ)」とみられています。
そのPHEV仕様は、1.5リッターターボエンジンとトランスミッション搭載型の高出力モーターを組み合わせ、システム全体で300kW(約408PS)以上の出力と最大トルク800N・mを発揮。中国市場向けには、NEDCに基づく認証値でEV走行時の最大航続距離135kmの達成を目指すとしています。
日産は中国を、日本・米国と並ぶ3つのリード市場のひとつ、そしてグローバルなイノベーションと輸出のハブと位置付けています。イヴァン エスピノーサ社長は、中国を「イノベーションを生み出す源泉」とも表現しました。テラノPHEVコンセプトの量産モデルについては、輸出することを計画しているといいます。
両コンセプトカーの市販モデルは1年以内に発表予定で、さらに同じく1年以内に、中国市場へ新たに3車種のNEVモデルを投入する計画です。中国の販売台数は2030年度までに年間100万台とすることを目指しています。なお、テラノPHEVコンセプトの市販モデルの日本導入は明らかにされていません。
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懐かしい名前を復活させたテラノPHEVコンセプトは、中国でNEVの新車攻勢を加速する日産が提示したSUVです。3連スリットは初代テラノを連想させ、最新のプラグインハイブリッド技術とオフロード性能を組み合わせています。市販モデルは1年以内に発表予定で、“テラノ”の名がどのようなSUVとして戻るのか、その具体像にも注目が集まります。














































