ヤマハの「“2人乗り”オープンカー」! 全輪“曲がる”「3WS」でめちゃ楽しそう! スゴイ走行音も出る「TRICERA proto」とは
2026年10月13日(火)から10月16日までJapan Mobility Show Bizweek 2026が開催予定です。過去のJapan Mobility Showでは、ヤマハが2025年に3輪パッケージのフルオープンBEV「TRICERA proto」を公開していました。
後輪も動く「3WS」が生む“クイッと曲がる”感覚
2026年10月13日(火)から10月16日までJapan Mobility Show Bizweek 2026が開催予定です。2025年10月に開催されたJapan Mobility Show 2025で、ヤマハは3輪パッケージのフルオープンBEV(バッテリー式電気自動車)「TRICERA proto(トライセラ プロト)」を世界初公開していました。
参考出展車ですが、実際に走行できるコンセプトモデルです。
最大の特徴は、前輪だけでなく後輪も操舵する3輪手動操舵(3WS)です。しかも手元のパドルシフトで後輪の操舵ができる「マニュアルモード」まで備えます。このモデルが具現化したのは、ヤマハが提唱する“鍛錬の娯楽化”という考え方です。
感性に訴える刺激的な旋回性能と、新感覚の操縦感を併せ持ち、意のままに操るための習熟プロセスさえ楽しい3WSの実走コンセプトモデル。それがこのモデルの立ち位置です。
ヤマハは、前後輪操舵可能な車両の特徴である旋回応答性の高さと、旋回時のドライバー感覚とのつながりに着目したといいます。人間研究視点で最もFUNを感じる旋回制御とすることで、異次元の人機一体感を実現したと説明しています。
狙う速度域も明快です。ヤマハの担当者によれば「私たちが検討し、一番楽しいと思っているのが、車速域で言うと20kmから30kmぐらいで、それらを踏まえてホイールベースであったり、車両のサイズ感を決めています」とのことです。
バイクのように車体を傾ける(リーンする)ことはありませんが、コーナリングにおける楽しさには共通する部分があるといいます。
走行音をチューニング&調律するサウンドデバイス「αlive AD」も搭載し、操縦に没入するドライバーの高揚感を増幅します。

デザインは、3輪構造を際立たせたセンターフレームによるアーチ型シルエットを採用。人間空間と機能空間の対置表現により、独創的なデザインを実現しています。
レイアウトは前2輪・後1輪の2人乗りで、公道での区分上はリバーストライク(前輪が2輪、後輪が1輪の配置になっている3輪の乗り物)に該当します。操舵モードは、パドルシフトで後輪の向きを変えるマニュアルモードと、特別な操作が不要なオートマチックモードの2種類です。
2026年9月時点で、市販化は発表されていません。2025年10月の会場取材では、量産について担当者は「お声も頂いていますがそこは慎重に考えていかなければと思っています」と述べていました。
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TRICERA protoは、3輪手動操舵によって刺激的な旋回性能と新感覚の操縦感を両立させ、習熟する過程まで楽しさに変えようとした実走コンセプトモデルです。
二輪車をきっかけにコーナリングの楽しさを人間研究の視点から追求した1台は、後輪の操舵まで自分の手に委ねます。2026年9月時点で市販化は発表されていませんが、新たなドライビングプレジャーを追求するヤマハの提案を示した1台でした。
Writer: くるまのニュース編集部
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