全長5.2mの「“新型”スポーツカー」詳細公開! 超パワフルな3リッター「直6ターボ」搭載! 四駆なのにボタンひとつで“テールスライド”も楽しめるダッジ「チャージャー」欧州仕様とは

ステランティスは2026年9月17日、ダッジの新型「チャージャー」について、パワートレインや走行性能などの詳細を公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。

550馬力の直6ターボ×4WD!

 ステランティスは2026年9月17日、アメリカを代表するマッスルカーブランド、ダッジの新型「チャージャー(Charger)」について、パワートレインや走行性能、最新技術などの詳細を公開しました。

 2026年で誕生から60周年という大きな節目を迎えたチャージャー。現行モデルは第8世代にあたり、クラシカルなマッスルカーのプロポーションを受け継ぐ2ドアクーペに加え、高い実用性を備えた4ドアモデルも用意されています。

 欧州では2026年6月から受注が開始されており、電気自動車(EV)の「チャージャー デイトナ(Daytona)」と、ガソリンエンジンを搭載する「チャージャー シックスパック(SIXPACK)」をラインナップしています。

 新型チャージャーは、EVとガソリンエンジンの双方に対応する「STLA Large」プラットフォームを採用。エクステリアは、1960年代の歴代チャージャーを思わせる低くワイドで角張ったマッスルカーらしいスタイルに仕上げられています。

 ボディサイズは全長5248mm×全幅2028mm×全高1497mmです。

 今回あらためて詳細が公開されたガソリンエンジン搭載モデルには、3リッター直列6気筒ツインターボの「ハリケーン シックスパック」エンジンを搭載します。

 エントリーとなる「R/T」は最高出力420馬力を発揮。一方、上位の「スキャットパック」には高出力仕様の「シックスパックH.O.」が搭載され、最高出力は550馬力に達します。これは現在生産されているハリケーンエンジンのなかで最もパワフルな仕様です。

 従来のV型8気筒「ヘミ(HEMI)」エンジン搭載モデルと比べても性能は向上しています。

 R/Tは従来の5.7リッターHEMI搭載車の370馬力から420馬力へ50馬力アップ。スキャットパックも、従来の6.4リッターHEMI搭載車の485馬力から550馬力へ65馬力向上しました。

 0-60mph(約96km/h)加速も、R/Tが従来の5.1秒から4.6秒へ、スキャットパックは4.2秒から3.9秒へと短縮されています。

 そして、新型チャージャーの特徴的な機能が駆動システムです。SIXPACKモデルは全輪駆動(AWD)を標準採用しながら、ボタン操作によってフロントへの駆動力を切り離し、トルクの100%を後輪へ送る「RWDモード」を搭載します。

 普段はAWDによる高いトラクション性能を確保しつつ、状況に応じて後輪駆動車らしい走りや、パワーを生かしたテールスライドも楽しめる仕立てです。

 さらに、スキャットパックにはフロントブレーキをロックして後輪を空転させる「ラインロック」を標準装備。R/Tでも「パフォーマンスハンドリンググループ」を選択することで利用できます。

 ローンチコントロールも用意されており、路面状況に応じてエンジン回転数を設定し、ブレーキを保持したままツインターボにブーストをかけてから発進。AWDのトラクションを生かした力強い加速を可能としています。

550馬力の「“新型”スポーツカー」とは
550馬力の「“新型”スポーツカー」とは

 足回りには、フロントにマルチリンク式、リアに独立式インテグラルリンクサスペンションを採用。センサーからの情報を用いて減衰力を制御するアダプティブダンパーも用意され、快適性からスポーツ走行まで幅広く対応します。

 SIXPACKのスキャットパックには、フロントに6ピストンのブレンボ製ブレーキキャリパーも備えられています。

 走行モードには「オート」「エコ」「ウェット/スノー」「スポーツ」「カスタム」を設定。スポーツモードではシフトチェンジやステアリング、パワートレインのレスポンスを鋭くするとともに、アクティブエキゾーストのバルブを開き、より迫力あるサウンドを楽しめます。

 一方、EVモデルのチャージャー デイトナでは、前後にモーターを搭載するAWDを採用します。

 上位のスキャットパックは最高出力670馬力を発揮し、0-96km/h加速は3.3秒、0-400mは11.5秒。ダッジは「世界で最も速く、最もパワフルなマッスルカー」としています。

 バッテリー容量は100.5kWhで、最大550kWの放電性能を確保。高負荷時でも高出力を持続できるよう設計されています。

 インテリアには、16インチのデジタルメータークラスターとセンタータッチスクリーンを配置し、ヘッドアップディスプレイも用意。さらに64色のアンビエントライトなど、先進的なデジタル装備を採用しています。

 乗車定員は5人で、リアの荷室容量は最大1064リットルを確保。マッスルカーらしいスタイルと日常での実用性を両立しています。

 欧州での価格は、6万6000ユーロ(約1191万円 ※2026年9月中旬時点での為替レート換算)から設定されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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