新車たった111万円! 一番安いスバルの「“新型”軽セダン」発表! 性能アップした「660ccエンジン」×超割り切り“シンプル装備”で十分です! 「プレオプラスF」どんな車?
スバルはエントリーコンパクトカー「プレオプラス」改良モデルを発表しました。このうち、もっとも安価なグレードはどのようなものなのでしょうか。
一番安いスバルの「乗用車」とは?
スバルは2026年9月10日、エントリーコンパクトカー「プレオプラス」改良モデルを発表しました。安全装備の拡充やグレード展開の見直しなどが図られています。
このうち、もっとも安価なグレードはどのようなものなのでしょうか。
スバル「プレオ」は1998年に登場した軽ワゴンです。スバル自社開発の軽ハイトワゴンとしてデビューし、軽自動車としては珍しい4気筒エンジンや4輪独立懸架の足回りを採用するなど、ライバルの軽ハイトワゴンとは違うスタイルを押し出します。
また、ラインナップではスポーティな「RS」やシンプルな商用向けモデルをはじめ、「ニコット」や「ネスタ」などの異色モデルも用意。多数のバリエーションを誇りました。
しかし、2010年からはダイハツのエントリー軽セダン「ミラ」のOEMモデルへと変遷します。2012年からは同じくダイハツの「ミライース」のOEM供給を受ける派生モデルとしてプレオプラスが登場。プレオとしての系譜は2018年で途切れています。
現在販売されているのは2017年5月に登場した2代目プレオプラスで、同年にフルモデルチェンジした2代目ミライースをベースに、主にエンブレム類を変更したモデルとなっています。
ベースのミライース同様、プレオプラスは徹底した軽量化やコストの削減を目指し、非常に手頃な価格と高い経済性を両立しています。

ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500〜1510mm。軽自動車規格いっぱいに収めつつも、かつてのプレオとは異なり、立体駐車場に入る扱いやすいサイズとなっています。
パワートレインは660ccの3気筒自然吸気エンジン+CVTのみの設定で、駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されています。
以後、先進運転支援システム「スマートアシスト」の拡充など、地道な改良を行ってきました。
今回、モデルイヤー10年目となった一部改良では、先立って8月27日に行われたミライースの一部改良にならったもので、動力性能の向上やスマートアシストの進化、利便性の向上に加え、グレード構成の見直しが図られています。
動力性能では新エンジンの採用により、最高出力および最大トルクとともに、燃費性能も向上しました。最高出力は52馬力/6900rpm、最大トルクは60Nm/3600rpmとなり、低回転域での扱いやすさが向上。燃費性能は27.0km/L(4WDは24.4km/L)をマークします。
スマートアシストでは、路側逸脱警報とふらつき警報を新たに採用。衝突回避支援ブレーキ機能においては、「横断中の自転車」、「交差点右折時の直進対向車」、「交差点右左折時の対向方向から横断する歩行者」に新たに対応しました。
加えて、衝突警報機能および衝突回避支援ブレーキ機能が夜間にも対応するなど、これまで以上に幅広いシーンでドライバーがより安心できる運転をサポートします。
利便性においては、メーターパネルやオートエアコン操作パネル(上級モデルのみ)のデザインを刷新し、視認性や操作性を高めるとともに、一部グレードではウェルカムドアロック解除機能(上級モデルのみ)を採用することで、日々の使い勝手が高まっています。
ボディカラーでは、「セラミックグリーン・メタリック」、「グレースブラウンクリスタルマイカ」が新たに設定され、選択肢が広がっています。
ラインナップはベーシックな「F」と上級の「L」、さらにLに装備を充実させた「Limitedグレードパッケージ」を設定しています。
このうち、最安モデルがFの2WD車となります。その価格(消費税込)は110万7700円で、最高額となるL Limitedグレードパッケージ装着車の4WD仕様よりも約40万円安価に設定されています。
ただし、その分装備は質素です。エクステリアでは、ドアミラーが電動格納ではない無塗装仕様になるほか、ヘッドライトもLEDではなく、昔ながらのハロゲン式。ドアガラスはUVカット機能が省かれるなど、割り切った仕様といえます。
内装もスバルの「六連星」のオーナメントが省略され、シンプルな刻印(型押し)となっているほか、ステアリングのチルト機能やドアハンドル、エアコン吹き出し口のメッキ加飾も削除。エアコンも機構が単純なマニュアル式となります。
しかし、実際のところ、装備の削減はこうした部分のみにとどまり、各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイや電波式のドアロックは標準装備です。
安全性能も抜かりなく、上級グレードと同様、拡充されたスマートアシストの各機能は一切変更がありません。
新車価格が高騰し、軽自動車でも200万円を超えることが少なくない現在、わずか100万円少々で安全な新車が選べるのは、もはやスバルの良心といっても過言ではないかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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