静岡の「何度も土砂崩れした道路」 2年ぶりに通行再開! “難所”すぎて新トンネル開通→わずか7年で「またルート寸断」 県道416号「大崩海岸」 復旧工事完了し8月末に通行止め解除
静岡県は県道416号「静岡焼津線」のうち、斜面崩落により長期通行止めになっていた1.2kmの通行を再開しました。
2年ぶりに通行再開 これまでも何度も崩落が発生
静岡県は2026年8月31日、県道416号「静岡焼津線」のうち、斜面崩落により長期通行止めになっていた1.2kmの通行を再開しました。
県道416号「静岡焼津線」は、静岡市駿河区用宗周辺の国道150号から分岐し、駿河湾側の海沿いを走り、焼津市の中部で150号を接続する県道です。
通称「用宗街道」とも呼ばれ、150号や国道1号よりもさらに海沿いを走り、焼津の中心部へのアクセスルートも担っています。
両市市街部のエリアは比較的線形もよく、走りやすいですが、そのいっぽうで静岡市駿河区と焼津市の間は急峻な地形となっており、150号や並行する東名、JR東海道本線、東海道新幹線はトンネルで通過するものの、県道416号線は海岸沿いの侵食しやすい箇所をクネクネとした線形で通過する難所となっています。
また、付近の海岸が「大崩海岸」と呼ばれている通り、落石や土砂崩れも頻発しており、1971年、2013年と大規模な土砂崩れで幾度となくルートを変更した経緯があります。
現在は2017年3月に開通した「浜当目トンネル」を含めた新ルートとなっており、それまでのいくつかの旧道はそのまま廃道になっています。現在も、かつての崩落の様子と寸断されたルートの姿を見ることができます。

しかし、2024年6月30日から7月1日の夜間に、新ルートの浜当目トンネル付近で再び大規模な斜面の崩落が発生しました。2013年の崩落で被災し、2017年に通行再開したにも関わらず、7年ほどで再び通行止めを余儀なくされることになっています。
その後、専門家などからなる対策検討会が設置され、通行再開に向け、現在起きている崩落の調査や対策などが練られてきました。
2026年7月には第6回が開催され、斜面のすべり状況の同定やトンネルの補強対策などが確定。あとは工事の完了を待つのみとなっていました。
そして今回、8月31日の14時に通行再開となりました。およそ2年1ヶ月ぶりに通り抜けができるようになっています。
なお、今後も崩落のリスクがあることから、連続雨量100mmという基準に加え、地震(震度4あるいは南海トラフ地震臨時情報)やトンネル内外の地下水位、歪み、亀裂などで通行止めにする条件を設けています。















