スズキ「新型アルト」発表! “660ccエンジン”搭載した「軽モデル」投入へ! さらに「新型エブリイ」も同時発売! ちょうどイイ“日本の軽規格”をブルネイでも展開!
スズキは2026年8月28日、「アルト」と「エブリイ」の2モデルを新たに東南アジアのブルネイ市場に投入したと発表しました。日本の軽自動車と全く同じボディサイズ、および660ccの排気量を持つモデルの海外展開に注目です。
スズキ「新型アルト」発表!
2026年8月28日、スズキは東南アジアのブルネイ市場に向けて、日本の軽自動車と全く同じボディサイズおよび660ccの排気量を持つ「アルト」と「エブリイ」の2モデルを新たに投入したと発表しました。
この発表は、前日の8月27日にブルネイの首都バンダルスリブガワンで開催された、現地の販売代理店であるBoustead社(ボウステッド)のスズキ代理店就任50周年記念式典のなかで大々的に行われました。
日本の独自規格である軽自動車サイズの車両が、そのままのスペックで海外へ本格展開されるという、自動車業界にとっても非常に興味深い動きとなっています。
今回ブルネイで販売されるアルトとエブリイは、日本国内から輸出されるわけではなく、スズキのパキスタンにおける子会社であるパックスズキモーター社で製造された車両。
スズキは以前、パキスタン市場に向けて海外で初めてとなる日本の軽自動車規格に準拠したアルトの現地生産および販売を開始し、大きな話題を呼びました。
日本の狭い道路環境で磨き上げられたコンパクトなサイズ感や優れた燃費性能が、海外の交通環境でも高く評価された結果と言えるでしょう。

そして今回、そのパキスタン工場で生産された軽自動車サイズのモデルが、生産国以外の第三国であるブルネイへと直接輸出されることになりました。
海外工場で生産された軽規格車両が他の国へ輸出されるのは、スズキにとって史上初の画期的な試みとなります。
ブルネイという国は、日常的な通勤や通学、買い物の移動手段として四輪車が広く用いられており、人口あたりの自動車保有率が極めて高いことで知られています。
現地の代理店であるボウステッドは、1976年から半世紀にわたりスズキ車を取り扱っており、これまでにも本格オフローダーの「ジムニー3ドア(日本名:ジムニーシエラ)」や「ジムニー5ドア(同ジムニーノマド)」、さらには多目的乗用車の「エルティガ」やコンパクトSUVの「フロンクス」など、実用性と趣味性を兼ね備えたモデルを数多く輸入・販売し、確固たる地位を築いてきました。
そこへ今回、究極の日常の足とも言えるアルトと、圧倒的な積載力と使い勝手を誇るワンボックスタイプのエブリイという、日本の生活を支えるインフラモビリティが加わることで、現地の消費者に新たなライフスタイルの選択肢を提供することになります。
式典には日本からの駐ブルネイ特命全権大使やスズキの役員、代理店関係者など約120名が出席し、強固なパートナーシップが祝われました。
スズキの四輪アジア・中南米・大洋州本部長 常務役員 原野匡史氏は、ブルネイが日常的にクルマを使用する生活環境であることから、生活に密着したモビリティを提供するスズキの理念と非常に親和性が高い市場であると語っています。
また、ボウステッドのエグゼクティブマネージャーのLim Jin Lee(リムジンリー)氏も、長年にわたりスズキの軽量・コンパクト・運転する楽しさというDNAが現地で支持されてきた実績を強調し、今後もさらなる商品とサービスの充実を図っていく姿勢を示しました。
さらに、この四輪車のラインナップ拡充に加えて、ボウステッドは2026年秋頃からスズキの二輪車の取り扱いを新たに開始することも発表。
ツーリングなどの趣味用途を想定し、「Hayabusa(ハヤブサ)」や「GSX-S1000GX」、「GSX-8R」といった世界的に人気の高い大型スポーツモデルを中心に導入していく予定です。
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時には「日本のガラパゴス規格」と語られることもある軽自動車ですが、その完成されたパッケージングと優れた経済性は、国境を越えて多くの人々の生活を豊かにするポテンシャルを秘めています。
パキスタンでの成功を足がかりに、ブルネイという新たな市場へ進出を果たしたスズキの660ccモデルが、現地のモビリティ事情にどのような変革をもたらすのか、今後のグローバルな展開からも目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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