存在感バツグン! トヨタ「ランクル」など全長5m級のプレミアムSUV5選

全長5m級の巨大なボディが生み出す広々とした室内空間と、豪華絢爛な内外装を持つプレミアムSUVは、各メーカーのブランドイメージを決定づけるといっても過言ではない、強い存在感を放つモデルです。

高級感と卓越した走行性能を持つ全長5m級のプレミアムSUV

 都市部を中心に幅の狭い道路が多い日本の交通事情や、環境への配慮のため燃費の良いコンパクトカーが活気づいている国内市場ですが、そんなクルマたちとは相反する巨大な車体を持つモデルが、外国車を中心に存在しています。

 日本のメーカーでもトヨタ「ランドクルーザー」やピックアップトラック「ハイラックス」などは、まさにそのクラスに相当しますが、今回は「全長5m級のプレミアムSUV」という視点で5台を選出。ベースグレードの価格が安い順にご紹介していきます。

高級感と卓越した走行性能を持つ全長5m級のプレミアムSUV

●トヨタ「ランドクルーザー」

 1954年より「ランドクルーザー」という車名が使用されているこのSUVは、64年という長い歴史からも裏付けされているように、世界的に高い評価と信頼を得ている一台です。

 通称「ランクル」の名前で親しまれているこのモデルは、極めてタフで実用性の高いクロスカントリー車として熟成されてきましたが、1998年登場の「100系」からは本革のインテリアなど高級車の要素を導入。最上級モデルに搭載された静寂なV8エンジンも話題となりました。

トヨタ ランドクルーザーの詳細を見る

 現行では5人乗りと7人乗りのすべてのモデルにV型8気筒4.6リッターエンジンを搭載する「200系」は、そのボディサイズも全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmまで拡大し、価格(消費税込)を473万9040円から684万7200円に設定。ちなみに兄弟車と言えるレクサス「LX」は全長5080mm×全幅1980mm×全高1910mmです。

●ボルボ「XC90」

 2002年に初代が登場した「XC90」は、2015年に2代目が登場。翌2016年から日本で販売が開始されました。スウェーデン史上最大級となる110億ドル(約1兆3,000億円)もの投資による一連の構造改革から生み出された「XC90」は、新世代ボルボの幕開けを飾るプレミアムな存在です。

 北欧神話に登場するトール神(雷神)がもつハンマーをモチーフにしたT字型のポジションライトが印象的なLEDヘッドライトを備えたこのモデルは、2016年より2リッター4気筒スーパーチャージャー付直噴ターボエンジンと電気モーターの二つのユニットを組み合わせることで、320ps+87ps(欧州参考値)という高出力と15.3km/L (JC08モード)の燃費性能を実現する「エクセレンス」グレードを追加。
 
 電気モーターのみで35.4kmの走行も可能な「XC90」の車体サイズは、全長4950mm×全幅1960mm×全高1775mmと今回登場する中では一番背の低いモデルで価格(消費税込)は789万円から1084万円。すべてのモデルが7人乗りとなります。

●メルセデス・ベンツ「GLS」

「GLクラス」の後継車である「GLS」は、2015年に発表、翌2016年日本で販売が開始。アメリカ(アラバマ州タスカルーサ工場)で生産され、プラットフォームをジープ「グランドチェロキー」と共有しています。

 スポーティでダイナミックな最新のメルセデス・ベンツのデザインとSUVデザインを組み合わせた「GLS」は、大人7名がゆったりと乗車できるゆとりあるボディサイズに、オンロード/オフロードを問わない優れた走行性能を与えたモデルで、最上級クラスの「メルセデスAMG GLS 63 4MATIC」には最高出力585PSを発揮する5.5リッターのDOHC V型8気筒のツインターボ付きエンジンを搭載。

 ボディサイズは全長5130mm×全幅2140mm×全高1850mmとかなり大柄なもので、価格(消費税込)は1091万円から1938万円と、ベースモデルで1000万円を超える高額なプライスが付けられています。

超ド級のプレミアムSUVを画像を見る(11枚)

意外と多い救急車のヒヤリハット! その原因とは?

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー