ホンダ「斬新スポーツセダン」がスゴイ! 超ワイド&ロー&「観音開きドア」採用! 名車“NSX”のデザイナー手掛けた「超美麗ボディ」は“豪華内装”にも注目! アメリカの「アキュラ プレシジョン コンセプト」とは!
ホンダが海外中心に展開する高級ブランド「Acura(アキュラ)」がかつて提案していた「Acura Precision Concept(アキュラ プレシジョン コンセプト)」とは、一体どのようなモデルだったのでしょうか。
ホンダ「斬新スポーツセダン」がスゴイ!
ホンダが海外中心に展開する高級ブランド「Acura(アキュラ)」は、今から10年前となる2016年にアメリカで開催された「北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)」において、ブランドの歩みを大きく変える記念碑的なモデルを公開していました。
そのモデルの名は「Acura Precision Concept(アキュラ プレシジョン コンセプト)」。
「Precision Crafted Performance(精密に造り込まれたパフォーマンス)」というアキュラのDNAを昇華させ、ひときわ力強いスタイリングに仕上げた、今後のデザイン方向性を提示する4ドアクーペでした。
同車のスタイリングにおいて根底に据えられたコンセプトは「量子連続体」です。
クルマのデザインで一般的な「面を切れ目で分ける」という従来の手法を避け、ボディ全体のエッジから室内のパーツまでを途切れのないひと繋がりの造形で表現。
エクステリアからインテリアへシームレスに調和する美しさと、走りのパフォーマンスを感じさせるダイナミックな骨格が見所でした。

ボディサイズは全長5182mm×全幅2134mm×全高1321mm、ホイールベース3099mmという圧巻のディメンションを採用。
全長が5mを超え、全幅も2mを優に上回る大柄な堂々としたサイズ感ながら、車高を1.3m台へと低く引き締めることで、極端なまでにワイドで低い、攻撃的なスポーツクーペスタイルを実現しています。
足元に組み合わされた22インチの大きな5本スポークホイールや、張り出した前後のフェンダーも、見るからに高いコーナリング性能を予感させる佇まいを確立。
また、このクルマによって世界に衝撃を与えた象徴的なディテールが、現在のアキュラ車にもしっかりと継承されている「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」の採用でした。
中央から放射状に広がる立体的な五角形のフロントグリルと、「ジュエルアイ・LEDヘッドライト」を組み合わせることで、鋭く研ぎ澄まされたフロントマスクを創り出していたのです。
サイドのデザインにおいても、Bピラー(前後の席の間にある柱)を持たない構造と、観音開きのように開くリアドアを採用することで、乗る人を驚かせる開放感あふれるアクセスを可能にしました。
左右の扉を開けて乗り込むインテリアも、まさにドライバーを主役にした洗練された空間でまとめられています。
前後の席はホールド性の高いセパレートタイプのシートをそれぞれ配置し、後席へと伸びる長いセンターコンソールや、スポーツカーを思わせるステアリングホイールを組み合わせることで、乗員全員に走りの高揚感を提供。
さらに、中央には湾曲した大型ディスプレイが据え付けられており、ドライバーの視線移動を最小限に抑えるスマートな先進インターフェースを組み合わせました。
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アキュラブランドの新たなデザインの指針として世界に示されたプレシジョン コンセプト。
本車が提示したダイヤモンド・ペンタゴン・グリルや立体的な造形哲学は、その後登場したスーパースポーツカーの2代目「NSX」や、セダンの「TLX」、SUVの「MDX」など数多くのアキュラ車へ次々と受け継がれていきました。
未来のデザイン言語を劇的に切り拓いたアキュラ プレシジョン コンセプトは、ホンダが世界に向けて放った情熱の結晶として、今なお鮮烈な輝きを保ち続けています。
Writer: くるまのニュース編集部
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