“20年ぶり”復活! 3.5リッター「V6」搭載のホンダ「“MR”スポーツカー」まもなく登場! 420馬力&全長4.4m級ボディの生まれ変わったNSX「テンセイ」JASモータースポーツから米国でも販売へ
JASモータースポーツは2026年6月23日、ホンダの初代「NSX」をベースに、名門カロッツェリア「ピニンファリーナ」と共同開発した高性能ロードカー「Tensei(テンセイ)」の北米正規販売パートナーおよび一般公開時期を発表しました。テンセイとはどのようなモデルなのでしょうか。
“20年ぶり”復活へ!
イタリアのエンジニアリング会社「JASモータースポーツ」は2026年6月23日、ホンダの初代「NSX」をベースに、フェラーリなど数多くの名車を手がけてきた名門カロッツェリア「ピニンファリーナ」と共同開発した高性能ロードカー「Tensei(テンセイ)」の北米正規販売パートナーおよび一般公開時期を発表しました。
テンセイは、ホンダの象徴的なスーパースポーツを現代の技術で蘇らせるレストモッド(旧車を現代風にアップデートしたカスタム)プロジェクトです。
初代NSX(1990年〜2005年)をいまの時代に相応しい形で再構築する試みで、35台限定で生産されます。車名は、日本語の「生まれ変わり」を意味する「転生」に由来します。
ベース車となる初代NSXは1990年にデビュー。量産車として世界初となるオールアルミ・モノコックボディを採用した歴史的モデルです。
3リッターV型6気筒VTECエンジンを横置きミッドシップレイアウトとし、5速MTに加えて、4速ATも設定するなど、「イージーに乗れるスーパーカー」という独自の価値観で市場を切り開きました。
テンセイのボディはカーボンファイバー製です。リトラクタブル(格納式)ヘッドライトやリアサイドのエアインレットなど初代NSXの象徴的なエッセンスを踏襲しながら、ワイド化を図り、また、フロントフェンダーにエアアウトレット、ボディ下部にエアロパーツを装着します。
想定されるボディサイズは全長4417mm×全幅1930mm×全高1160mm。排気量は3.5リッターとなり、最高出力420馬力、最大トルク350Nmとなる見込みです。ブレーキはブレンボ製で、フロントが6ピストン、リアが4ピストン。オプションとしてカーボンセラミックブレーキを設定する予定です。

今回発表された北米の販売パートナーは、「グラハム・レイホール・パフォーマンス」と「パフ・リザーブ」の2社です。前者がアメリカ、後者がカナダにおける販売および顧客対応を担います。
グラハム・レイホール・パフォーマンスは、インディカーで複数回の優勝経験を持ち、デイトナ24時間レースも制したグラハム・レイホール氏が2017年に設立。インディアナ州を拠点に、スーパースポーツモデルの販売、整備を手がけています。
一方、パフ・リザーブはトロントとバンクーバーに拠点を置き、スーパースポーツモデルの中古販売のほか、マクラーレンの正規販売を手がけます。
テンセイの一般公開は2026年後半になる見通しです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。




















































