スズキが「“黒すぎる”新型リッタースポーツ」発表! 豪華装備の「GSX-R1000Rステルス」世界限定10台でイタリアに登場
スズキ・イタリアは2026年9月11日に世界限定10台の特別仕様車「GSX-R1000R ステルス」を発表しました。
精悍さをましたスーパースポーツモデル
スズキ・イタリアは2026年9月11日に世界限定10台の特別仕様車「GSX-R1000R ステルス」を発表しました。
このモデルは、スズキの船外機「ステルスライン」シリーズをデザインのよりどころとし、GSX-R1000Rをベースに仕立て上げられた一台です。
外装はグロスとマットを組み合わせたブラック塗装で統一されており、攻撃的でありながらも洗練された雰囲気を醸し出しています。
専用装備として、GSX-Rロゴ入りのアクラポビッチ製チタンマフラーが与えられているほか、シングルシートカウル、カーボン製ウィングレット、シリアルナンバー入りステッカープレート、スモークスクリーンが標準で組み込まれています。チタン製マフラーはビジュアル面でのアクセントとなるとともに、このモデルならではのパフォーマンスをより際立たせる役割も担っています。
ベース車両のGSX-R1000Rは、2017年に登場した6代目 GSX-R1000の日本仕様として初めてラインナップに追加されたモデルです。
最新モデルではエンジン内部の部品を根本から見直すことで、高回転域におけるパワフルな走りと高い耐久性を両立させており、排出ガス規制および騒音規制への対応も達成されています。
搭載されるパワートレインは、排気量999ccの水冷4サイクル直列4気筒DOHCエンジンです。最新規制への適合に向けて吸排気系部品が刷新されたほか、ピストンとクランクシャフトの強化、新型カムチェーンの採用によって耐久性の向上と振動低減が図られています。

スズキ独自の可変バルブタイミングシステム「SR-VVT(Suzuki Racing Variable Valve Timing)」も引き続き搭載されており、低・中速域のトルクを維持しながら高回転域でのピークパワーをさらに引き出します。エンジンの高回転化を支える「スズキレーシングフィンガーフォロワーバルブトレイン」や、燃焼効率を高めるデュアルインジェクションシステム「スズキトップフィードインジェクター(S-TFI)」といった技術も採用されており、市街地からサーキットまで幅広いシーンに対応します。
電子制御面では、「スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)」の最新版が搭載されています。ボッシュ製の6軸IMUがリアルタイムで車両の動きと姿勢を検知し、各システムを緻密に連携させます。出力特性を3段階で切り替えられる「スズキドライブモードセレクター(SDMS)」をはじめ、トラクション制御、前輪浮き上がり抑制、旋回中の出力調整を統合管理する「スマートT.L.R.コントロール」が備わります。
さらに、クローズドコースでの発進をサポートする「ローンチコントロール」、コーナリング中のブレーキ操作を補助する「モーショントラックブレーキシステム」、下り坂での安定した制動を助ける「スロープディペンデントコントロールシステム」も装備しており、さまざまな状況でライダーに安心感を提供します。
車体には軽量かつ高剛性のアルミ製ツインスパーフレームが採用されています。
サスペンションにはAstemo(SHOWA)製のBFFフロントフォークとBFRC liteリアクッションを組み合わせ、フロントブレーキにはブレンボ製モノブロックラジアルマウントキャリパーを装備することで、走行・旋回・制動の基本性能を高い次元でまとめています。
その他、低温環境でも優れた始動性を発揮するELIIY Power製リチウムイオンバッテリー、縦型2灯式LEDヘッドランプ、多彩な情報を表示する液晶インストルメントパネルなども備えています。
生産台数は世界限定10台で、販売はオンラインのみで行われます。現地価格は2万1690 ユーロ(日本円換算で約391万円/2026年9月中旬のレート)です。
希少性と専用装備を考慮すれば、ファンや収集家にとってきわめて魅力的な一台といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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