「アルファード」サイズの新「“3列7人乗り”ミニバン」に問合せ“殺到”! 斬新“観音バックドア”&クールな「新グレー」がカッコイイ! ルノー「グランカングー クルール グリ アーバン」が販売店でも話題に

ルノー「グランカングー」の限定車「クルール グリ アーバン」について、販売店に最新情報を聞いてみました。

クールでさりげない「グリ アーバン」

 2026年6月4日、ルノージャポンは、「グランカングー」の限定車である「グランカングー クルール」に、新たに「グリ アーバン」を50台限定で販売すると発表しました。
 
 ユーザーから寄せられている反響について、首都圏のルノーディーラーに問い合わせてみました。

 2002年3月、日本市場において「カングー1(初代)」がデビューしました。カングーといえば、日本ではお洒落な乗用車としてのイメージが定着したモデルですが、生まれ故郷であるフランスでは商用車として位置づけられています。

 初代のボディサイズは日本市場では5ナンバーに収まる大きさで、それゆえ、カングー1は「コカングー」とも呼ばれています。

 2009年9月には日本市場で「カングー2(2代目)」の販売が開始されます。

 ボディサイズは全長は短いながらもついに3ナンバーサイズになりました。ひとまわり大きくなったカングー2は「デカングー」とも呼ばれています(カングー1が「コカングー」と呼ばれはじめたのもこの頃から)。

 そして、カングーオーナーの祭典でもある「カングージャンボリー」がスタートしたのもこの年です。

 このカングージャンボリーは、これまで通算17回の開催で累計入場台数が2万台を超えた、世界最大のカングーファンミーティングです。今年も2026年11月1日に「山中湖交流プラザ きらら」での開催が決定しています。

 そして2023年3月に、現行モデルとなるカングー3(3代目)の販売が開始されます。ボディサイズは全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベース2715mmと、さらにひとまわり大きくなったのです。

 2026年2月には、7人乗りが可能なロングホイールモデルである「グランカングー」が発売されました。

専用ボディカラー「グリアーバン(グレー)」を採用した50台の限定車
専用ボディカラー「グリアーバン(グレー)」を採用した50台の限定車

 グランカングーは、カングー3のホイールベースと全長を延長し、スライド・折り畳み(2、3列目)・取り外し(2、3列目)が可能な7つの独立シート、そしてカングーのアイコンにもなっているダブルバックドアとブラックバンパーを備えた、いわゆる「ロングホイールベース」モデルです。

 ボディサイズは全長4910mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベース3100mmと、カングー3と比較して、全長で420mm、ホイールベースで385mmも長くなっています。ほぼトヨタ「アルファード」並みといえます。

 パワートレインには、力強い走りと効率を両立する1.3リッターガソリンターボエンジンを搭載し、トランスミッションには電子制御7速ATが組み合わされます。

 さらに、路面状況に応じて駆動力を制御する「エクステンデッドグリップ」を装備しており、アウトドアでも頼もしい走破性を発揮します。

 今回発表された限定車「グランカングー クルール グリ アーバン」は、第2弾としてデビューした、フランスの郵便局で使われていた鮮やかな黄色(ジョン ラ・ポスト)および深い緑色(ヴェール パリ)のふたつに続く、第3弾モデルとなります。

 この限定車には、プロフェッショナルが信頼するタフなギアをイメージした「グリ アーバン」と名付けられたグレーのボディカラーが採用されています。

 車両本体価格(消費税込)は472万円で、販売台数は50台限定となっており、6月18日から28日まで全国のルノー正規販売店で抽選販売の購入申込みを受け付けました(現在は申込み終了)。

 ディーラーに寄せられている反響について、6月下旬に首都圏にあるルノーディーラーに問い合わせてみました。

「カングーの限定モデルは、毎回のように争奪戦になります。今回のグリ アーバンも例外ではありません。

 第1弾の『ベージュ サハラ』と第2弾のジョン ラ・ポスト&ヴェール パリがいずれもカラフルなボディカラーであったのに対して、グリ アーバンは非常にクールです。これまでカングーにあまりご関心がなかった新規のお客様の反響が大きいです。

 50台といわず、もっと台数を増やしても売れるのではないでしょうか」

 他のルノーディーラーにも問い合わせてみました。

「このグリ アーバンに関しては『ボディカラーが気に入ったから欲しい』という、歴代カングーオーナーの方だけでなく、新規のお客様からも入手方法についてお問い合わせをいただきます。

 ディーラーのスタッフも『できれば買いたい……』と言っている者がいるほどですから、潜在的に『欲しい』と思っていらっしゃるお客様は相当数いるはずです。

 私のお客様(カングーオーナー)も、『ダメ元で応募してみる』とおっしゃっていました」

 これまで、カングーにはさまざまな限定車が発売されてきました。なかには街中でかなり目立つであろう、鮮烈なボディカラーをまとった限定車もあります。

 グリ アーバンは、あくまでもさりげなく、それでいてセンスの良さを感じさせる限定車として、街中でも目を引くモデルとなりそうです。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

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