ホンダ「“新型”カクカクSUV」26年に登場へ! 280馬力超え「大排気量V6」×「ジムニー超え地上高」! ランクル超えデカボディの「パスポート トレイルスポーツ エリート」とは?
ホンダが今年の後半にも発売を予定する「パスポート」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
全幅2m超え! 巨大ボディの「パスポート」
2026年3月、ホンダは北米で販売中の大型SUV「パスポート」を日本へ導入すると発表しました。
いったいどのようなクルマなのでしょうか。
2026年3月に日本への導入が発表されたホンダの大型SUV「パスポート」。国土交通省が創設した「米国製乗用車に関する認定制度」を利用した導入で、アメリカのアラバマ工場で生産された車両が輸入されます。
そもそもパスポートは、1993年に初代が登場したSUVです。初代と2代目はいすゞのOEMとなっていましたが、16年ぶりに復活した3代目からは自社製造となり、北米におけるミドルサイズSUVの主力車種として展開されています。
現行モデルは2024年に登場した4代目で、カクカクとしたスクエア基調のデザインや最新の先進安全装備や快適な室内空間が特徴です。
このうち、日本に導入されるモデルは、高いオフロード性能を持つ上級グレード「トレイルスポーツ エリート」です。

ボディサイズはアメリカ仕様のインチから換算すると、全長4864mm×全幅2017mm×全高1857mm、ホイールベースは2885mm。
日本国内のSUVと比較すると、トヨタ「ランドクルーザー」並みの全長と、一般的なSUVを圧倒するサイズ感で、2mを超える車幅は欧州の大型モデルに匹敵する圧巻のひとことです。
最低地上高はスズキ「ジムニー」を超える211mmを確保しており、本格的なオフロード走行を見据えた設計となっています。
エクステリアデザインも、街乗り重視のクロスオーバーSUVとは一線を画す無骨なもの。装着されるタイヤは275/60R18のオールテレーンタイヤで、舗装路からオフロードまで安定して走ることが可能です。
車体が大きい分、室内はかなり広く造られており、後席についてもゆとりあるスペースが確保されています。リアシートは6:4分割可倒式で、荷室フロアを広げると、運転席の背もたれまでの奥行きは約2030mmまで広がる設定です。なお、乗車定員は5名です。
インパネには水平基調のデザインが採用され、12.3インチのタッチスクリーンやエアコンパネルを中央に集めたレイアウトになっています。
パワートレインには285hpを発揮する3.5リッターV型6気筒自然吸気ガソリンエンジンが搭載され、10速ATが組み合わされました。いまでは希少になった大排気量の自然吸気エンジンというのも魅力でしょう。
駆動方式は4WDで、リアアクスルにトルクベクタリング機構を採用したホンダ独自のAWDシステム「i-VTM4」が搭載されています。i-VTM4は、フロントのトランスファーユニットやリアトルクベクタリング機構の働きにより、駆動力を前後左右のタイヤに最適配分するAWDシステムです。これにより、荒れた路面でもトラクションと操縦安定性を確保することができます。
米国でのパスポート トレイルスポーツ エリートの販売価格は5万2650ドルで、日本円に換算すると約844万円です(2026年6月中旬の為替レートで換算)。まだ日本国内の販売価格は明らかになっていません。
国内のSUVを凌駕するサイズ感と、圧倒的な存在感を持つパスポート トレイルスポーツエリート。国内のSUV市場に新たな風を吹かせる注目の一台になりそうです。
発売は、2026年後半から順次始まる予定となっています。
Writer: TARA
トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。

















































