三菱が「“新型”本格SUV」投入を予告!「ジムニー」対抗の“軽SUV”登場か! サイズの選べる“シリーズ展開”に期待高まる「新型パジェロ」の全貌とは!
三菱自動車工業は2026年5月におこなわれた「2030年代に向けた新中長期ビジョン」のなかで、かつての名車「パジェロ」をシリーズで展開していくと明らかにしました。今秋ついに正式発表される新型パジェロを再び三菱の象徴とし、ブランド全体を支えようとする狙いがあるようです。
三菱が投入予告する「“新型”本格SUV」とは
三菱自動車工業(以下、三菱)は、2026年5月29日に発表した「2030年代に向けた新中長期ビジョン」のなかで、新型クロスカントリーSUV「パジェロ」を2026年秋に正式発表するとともに、将来に向けたシリーズ展開を図ると明らかにしました。
往年のファンにとっては待望の復活となる三菱の名車パジェロ。さらに今回は、パジェロを「シリーズ」で展開する方針も示されました。
同日に発表された「2030年代に向けた新中長期ビジョン」では、「三菱自動車らしさ」を体現する商品群としてパジェロシリーズを投入することが明記されていました。
公開資料には、新型パジェロと思われるヴェールをまとった車両に加え、中型・小型モデルを思わせるシルエットも並んで描かれており、シリーズ展開への期待を高めています。
![「“新型”本格SUV」のティザー画像[2026年5月29日開催の三菱「新中長期ビジョン」発表資料より]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/06/20260601_MITSUBISHI_PAJERO_000.jpg?v=1780295213)
1982年に登場した初代パジェロは、高い悪路走破性と快適性を兼ね備えた本格クロスカントリーSUVとして、世界各地で支持されました。過酷なダカールラリーでも数々の実績を残し、長年にわたって三菱を代表するモデルとして存在感を示してきました。
しかし、国内では2019年に生産を終了。それ以降も、「アウトランダーPHEV」や「デリカD:5」、「トライトン」など魅力的なモデルはそろっていたものの、パジェロに代わる「オフロードモデルの頂点」とよべる存在は不在でした。
新型パジェロは、トライトンのラダーフレームをベースに、キャビンや前後サスペンションを専用開発することが明らかにされています。本格クロスカントリーSUVとして悪路走破性と快適性の両立が図られるほか、三菱が強みとしてきた四輪駆動制御技術や電動化技術も積極的に投入されることが期待されます。
パワートレインは現時点で公表されていませんが、フラッグシップモデルという位置付けを考えれば、PHEVが採用される可能性も十分にありそうです。
さらに中型・小型モデルは、かつて国内市場で人気を集めた軽SUV「パジェロミニ」や、コンパクトSUV「パジェロジュニア」を思わせる、扱いやすいサイズのコンパクトSUVとなることが期待されます。
現時点では車名や車種構成は公表されていませんが、公表されたシルエットからは、パジェロらしい力強さを小さなボディに凝縮したモデルになることも想像されます。
国内においてこうした本格四輪駆動車はすでに、トヨタが「ランドクルーザー」シリーズを、スズキが小型・軽の「ジムニー」シリーズを展開し、それぞれ好評を博しています。
さらに2026年2月には、国土交通省が創設した一定条件を満たせば日本の保安基準に適合するとみなす「米国車認定制度」の導入によって、ホンダは中大型のSUV「パスポート」を国内に導入する予定です。
またこの施策とは別に、日産も中東などで展開しているフルサイズの本格四輪駆動車「パトロール」(こちらは国内製造)を2027年初頭に導入するとしています。
これらの本格四輪駆動車は、販売台数だけでなく、メーカーの技術や考え方を象徴する役割も担っています。とりわけオフロード人気の高い海外市場では、「このメーカーといえば、このクルマ」と多くの人に印象付ける存在でもあります。
しかしながら、パジェロ終了以降の三菱は、四輪駆動制御技術や電動化技術において高い評価を受けながら、それらを体現するフラッグシップオフローダーを欠いていました。
今回、本家パジェロの復活だけでなく、小型モデル2車種まで打ち出した背景には、価格もボディサイズも限られたユーザー向けになる新型パジェロだけでなく、小型モデルまでラインアップに加えることで、より幅広い層が「パジェロ」というブランドを再び浸透させ、パジェロを三菱SUVの顔として育てていこうという狙いがあると考えられます。
パジェロで勝負する、という三菱の決意を示した発表だったといえるかもしれません。
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シリーズ化まで見据えた今回の発表からは、パジェロを再び三菱の柱へ戻そうという強い意思が感じられます。
新型パジェロの仕上がりはもちろん、その後に続く中・小型モデルがどのようなモデルとして登場するのかにも注目したいところです。


























































