斬新“ツルツル顔”のスバル「“最新”コンパクトSUV」登場! 「ジムニー超え」地上高の本格モデル! 高性能AWDもある「アンチャーテッド」米国仕様とは?

スバルの米国法人は2026年6月25日、コンパクトSUV「アンチャーテッド」の2027年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

約496km走るFWDモデルも用意

 スバルの米国法人は2026年6月25日、電動コンパクトクロスオーバーSUV「アンチャーテッド」の2027年モデルについて、価格やグレード別の装備内容を発表しました。

 アンチャーテッドは、スバルのグローバルバッテリーEV(電気自動車)シリーズにおいて、「ソルテラ」「トレイルシーカー」に続く第3弾として開発されたモデルです。

 2025年7月に世界初公開され、米国では2026年初頭に市場へ投入。トヨタが展開する電動SUV「C-HR+」と基本構造を共有しながら、スバル独自のデザインや走行制御を取り入れています。

 スバルのEVラインナップでは最もコンパクトかつ手頃なモデルに位置づけられ、日常での使いやすさとアウトドアでの走破性を両立した一台です。

 ボディサイズは全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mmで、ソルテラより全長を約170mm短く設定。コンパクトな車体と、「クロストレック」に近い回転半径によって、都市部の細い道や駐車場でも扱いやすく仕上げられています。

 小型化する一方で、2列目シート後方には25立方フィート以上、日本式の容量に換算して約700リッターを超える荷室空間を確保しました。

 最低地上高も8.2インチ(約208mm)とスズキ「ジムニー」(205mm)を超える十分な最低地上高を確保し、段差や未舗装路、雪道などでも床下を気にせず走りやすい設計です。

 外観では、エンジン車のような大きなフロントグリルを持たない、滑らかでシームレスなフロントマスクを採用。左右に配置された6つのLED灯体と、中央で発光する六連星のイルミネーションロゴによって、ひと目で新世代のスバルEVだと分かる個性的な表情を作り出しました。

 ボディ側面は張り出したホイールアーチや傾斜したルーフラインによって、コンパクトSUVらしい軽快感と力強さを表現。リアにも横方向へ広がるランプを備え、ワイドで安定感のあるスタイルにまとめられています。

全長4520mmのコンパクトなボディに、流麗なルーフラインを組み合わせたスバル「アンチャーテッド」
全長4520mmのコンパクトなボディに、流麗なルーフラインを組み合わせたスバル「アンチャーテッド」

 室内には、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応する14インチの「スバル マルチメディアシステム」を全車に標準装備。インパネは横方向への広がりを意識したシンプルなデザインで、センターコンソールにはスマートフォン用のワイヤレス充電器を2台分用意。前後席にはUSBタイプC端子も配置されています。

 グレードは、前輪駆動の「Premium FWD」と、四輪駆動の「Sport」「GT」の3種類です。

 Premium FWDは、前輪を駆動する最高出力221馬力のモーターを搭載。メーカー推定の航続距離は308マイル(約496km)で、アンチャーテッドのラインナップでは最も長く走れる仕様となります。

 SportとGTは、前後にモーターを配置したデュアルモーター式の「シンメトリカルAWD」を採用し、システム最高出力338馬力を発揮します。

 航続距離はGTが287マイル(約462km)、Sportが273マイル(約439km)です。

 AWDモデルには、路面状況に合わせて駆動力やブレーキを制御する「X-MODEデュアルモード」を標準装備。「スノー/ダート」と「ディープスノー/マッド」の走行モードに加え、低速走行を支援するグリップコントロールや下り坂で速度を保つ機能も備えます。

 バッテリーは全グレード共通で、容量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しました。

 最大150kWの急速充電に対応し、充電前にバッテリー温度を調整するプリコンディショニング機能も採用。条件が整った場合には、充電残量10%から80%までを最短28分で充電できます。

 安全装備では、プリクラッシュブレーキや車線逸脱警報、先行車追従機能付きアダプティブクルーズコントロールなどを含む「アイサイト」を全車に標準装備しました。

 さらに前席シートヒーター、ヒーテッドドアミラー、フロントワイパーデアイサーで構成されるオールウェザーパッケージも標準となっています。

 中間グレードのSportには、パワーリアゲートや360度サラウンドビューモニター、ヒーター付きステアリングホイール、ルーフレールを装備。

 シートには、水や汚れを拭き取りやすいStarTex素材を使用し、ブラックまたはグレーの内装色が用意されます。

 最上級グレードのGTでは、電動サンシェード付きパノラマガラスルーフや前席ベンチレーション、後席左右のシートヒーターを採用しました。

 このほか、Harman Kardonオーディオシステム、デジタルルームミラー、ガンメタリック仕上げの20インチアルミホイールなども標準で備えています。

 ボディカラーは、「コスタルウルフグレーメタリック」「ハバネロオレンジメタリック」「コズミックホワイトパール」「アストロブラックマイカ」「メトロポリスグレーメタリック」の5色です。

 GTではアストロブラックマイカを除く4色で、ブラックルーフを組み合わせたツートンカラーも選択できます。

 2027年モデルで注目されるのが、装備や性能を維持しながら、従来モデルから価格を引き上げなかった点です。

 Premium FWDの価格は3万4995ドル(約566万円 ※2026年7月上旬時点、以下同)です。

 Sportは3万9795ドル(約644万円)、GTは4万3795ドル(約709万円)に設定されています。

 なお、価格とは別に1475ドル(約24万円)の配送費用が必要です。

※ ※ ※

 2027年モデルのアンチャーテッドは日本で生産され、米国では2026年秋からスバル販売店へ順次入荷する予定です。

 現時点で日本への導入については明らかにされていません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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