ヤマハが“高速”も走れる「“新型”小さなスクーター」発表! 超パワフルな“ターボ感”楽しめるパワートレイン搭載! 上級「スーパースポーツ」共通デザインも採用! “155cc”の新型「アエロックス」に大注目!
ヤマハは2026年7月9日、軽二輪クラスの新型スポーツスクーター「AEROX ABS」を発表しました。クラッチ操作に不安を感じる若年層をターゲットとして誕生したモデルです。
ヤマハが“高速”も走れる「“新型”小さなスクーター」発表!
2026年7月9日、ヤマハは155ccエンジンを搭載した軽二輪クラスの新型スポーツスクーター「AEROX ABS(以下、アエロックス)」を発表しました。
近年、街中での取り回しの良さから126ccから200ccの排気量帯のスクーター需要が伸びていますが、今回の新型アエロックスも、クラッチ操作に不安を感じる若年層を中心にオートマチック車両への関心が高まっている背景から誕生したモデルです。
新型アエロックスは、「スーパースポーツバイクに最も近いスクーター」というコンセプトを掲げて開発されました。
その最大の特徴は、同社の本格的なスポーツモデルである「YZF-R」シリーズの意匠を、スクーターの車体に巧みに落とし込んでいる点にあります。
車体の中央に高めのトンネルを配置することで、一般的なスクーターとは異なる重心の高さとスポーティなシルエットを形成。
フロント部分には、鋭い眼差しを連想させるLEDポジションランプと小型のLEDプロジェクターヘッドランプを装備し、さらにカーボン調の装飾を組み合わせることでアグレッシブな表情を作り出しました。

後方に向かっても、縦に配置されたLEDテールランプや車体と一体化したグラブバーにより、レーシングマシンを思わせる後ろ姿を演出しています。
心臓部には、水冷4ストロークの155ccエンジンを採用。
エンジンの回転数に応じて吸気バルブの動きを切り替える可変バルブ機構が組み込まれており、低速から高速まで力強く滑らかな加速を実現しています。
さらに注目すべきは、ライダーの操作に合わせて減速比を電子制御する「YECVT」が搭載されていることです。
このシステムにより、まるでターボチャージャーが装着されているかのような鋭い加速を楽しめる「Sモード」と、燃費を重視した市街地向けの「Tモード」を、左ハンドルのスイッチで切り替えることが可能になっています。
また、ボタン操作やスロットルの急激な開閉によって、マニュアル車のようなシフトダウン操作を最大3段階まで行うことができ、追い越しや下り坂でのエンジンブレーキなど、状況に応じた操る楽しさを味わうことができます。
くわえて、走行性能を支える車体構造にもこだわりが見られます。
剛性の高い軽量フレームを採用するとともに、エンジンを車体下部にリンク式で懸架することで、スポーティな乗り味と中高速域での安定感を両立。
足回りには、直径30mmのフロントサスペンションとサブタンク付きのリアサスペンションを装備し、前後ともに14インチの太めのタイヤを組み合わせることで、確かな操縦性とグリップ力を確保しました。
ブレーキには前後とも230mm径のディスクブレーキを採用しており、思い通りの減速操作を可能にしています。
そして日常の移動を便利にする機能も充実しています。
メーターには4.2インチのTFT液晶ディスプレイが採用され、専用のスマートフォンアプリと接続することで、着信の通知やターンバイターン方式の簡易ナビゲーションを表示させることができます。
また、鍵を取り出さずにエンジンをかけられるスマートキーシステムや、約24.5リットルの容量を持つシート下収納スペース、スマートフォンなどの充電に便利なUSB Type-Cソケットも標準で装備されています。
ボディカラーは、スーパースポーツの雰囲気を強調した「マットグリーニッシュグレー」と、都会的な印象を与える「シルバー」の2種類が用意されました。
このような新型アエロックスの車両価格(消費税込)は48万1800円で、発売日は8月31日を予定しています。
国内での年間販売台数は1400台が計画されており、スポーツバイクのスタイルとスクーターの利便性を兼ね備えた新しい選択肢として、多くの注目を集めるモデルとなりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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