新たな「“V12ツインターボ”セダン」初公開! 豪華な「専用内外装デザイン」採用! 卓越した職人技が光るロールス・ロイス「ゴースト サヴィル・ロウ」英国で発表!
2026年7月8日、ロールス・ロイスは、世界に1台だけのビスポークモデル「ゴースト サヴィル・ロウ」を発表し、「グッドウッド・フェスティバル・ オブ・スピード(FoS)」で実車を初公開しました。サヴィル・ロウの仕立て文化に着想を得た特別なモデルの仕様とはどのようなものなのでしょうか。
サヴィル・ロウの美学を表現 唯一無二のビスポークモデル
2026年7月8日、ロールス・ロイスは、世界に1台だけのビスポークモデル「ゴースト サヴィル・ロウ」を発表し、同月9日から英国で開催の「グッドウッド・フェスティバル・ オブ・スピード(FoS)」で実車を初公開しました。
この特別な1台は、仕立ての芸術と卓越した職人技、そしてオーダーメイドという価値観を自動車で表現した作品です。
ゴーストは、ロールス・ロイスのラインナップの中でも、オーナードライバーを強く意識して開発されたラグジュアリーサルーンです。
初代モデルは2009年に発表され、2010年から販売を開始しました。フラッグシップである「ファントム」よりもコンパクトなボディと、日常的な使いやすさを兼ね備えたモデルとして誕生し、新たな顧客層を獲得したことでブランドの成長を支えました。
初代は約10年間販売され、2020年に生産を終了しています。同年9月には全面刷新された2代目ゴーストが世界初公開され、新設計のアルミニウム製スペースフレーム「アーキテクチャ・オブ・ラグジュアリー」を採用することで、静粛性や乗り心地、走行性能をさらに向上させました。
そして2024年10月にはマイナーチェンジモデルとなる「ゴースト シリーズII」が発表され、エクステリアデザインの刷新に加え、最新のインフォテインメントシステムやデジタル機能、ビスポークの選択肢をさらに拡充しています。
現行のゴースト シリーズIIは、標準ボディの「ゴースト」とロングホイールベース仕様の「ゴースト・エクステンデッド」、さらに高性能仕様の「ブラックバッジ ゴースト」をラインナップしています。
標準モデルのボディサイズは全長5545mm×全幅2000mm×全高1570mm、ホイールベース3295mmで、エクステンデッドはホイールベースを170mm延長した全長5716mmとし、後席の居住性を一段と高めています。
また、全モデルにロールス・ロイス伝統のセンターピラーレス構造と後席側が後方へ開くコーチドア(観音開き)を採用し、優雅な乗降性を実現しています。
パワートレインは6.75リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、ゴーストとエクステンデッドで最高出力571PS、最大トルク850Nm、ブラックバッジシリーズで最高出力600PS、最大トルク900Nmを発生。
8速ATと四輪駆動システムを組み合わせることで、圧倒的な静粛性と力強く滑らかな加速性能を実現しています。
なお、日本での価格(消費税込み)はビスポークオプションの内容や為替などの影響により変動しますが、ゴースト・シリーズIIが3875万4040円から、ゴースト・エクステンデッド・シリーズIIが4480万4040円から、ブラックバッジ ゴースト・シリーズIIが4645万4040円からに設定されています。

今回発表されたゴースト サヴィル・ロウは、その名の通り英国ロンドンの高級紳士服街サヴィル・ロウへの敬意を込めたビスポークモデルです。
ロールス・ロイスとサヴィル・ロウは、ともに「ビスポーク」という思想を共有してきた歴史があります。
1905年にロールス・ロイスがロンドン・メイフェアに最初のショールームを開設した場所はサヴィル・ロウにも近く、ブランド創業者チャールズ・ロールズも仕立ての文化に親しんでいたとされています。
その伝統を現代に受け継ぐべく、今回のモデルはサヴィル・ロウの専門家との協議を経て開発されました。
エクステリアは、ミッドナイトサファイアとイングリッシュホワイトによるツートンカラーを採用し、ネイビーのスーツと白いドレスシャツを思わせる上品なコーディネートを実現しています。
通常のコーチラインではなく、手描きによるシルバーのフィーチャーラインをあしらうことで、高級腕時計やカフリンクスといったジュエリーを連想させるアクセントを加えました。
22インチ9スポークホイールもボディカラーに合わせた専用仕上げとなり、全体として控えめながらも格式の高さを感じさせるデザインにまとめられています。
インテリアではネイビーブルーとアークティックホワイトのレザーを組み合わせ、セルビーグレーのコントラストステッチやピンストライプをイメージしたランステッチを採用しています。
ロールス・ロイスがシートにピンストライプ風ステッチを施すのは今回が初めてであり、スーツの柄合わせを思わせる精緻な縫製が特徴です。
また、後席中央アームレストの内部には鮮やかな刺繍が隠されており、ジャケットの裏地をイメージした遊び心ある演出も盛り込まれました。
この刺繍は7色、25万針、1830mの糸を使用し、制作には9時間を要したというブランド史上最も高度な単一フレーム刺繍で、グッドウッド本社中庭の樹木と影をモチーフとしています。
さらに、オープンポアホワイトウッドやブラックウッドのベニア、レザーで仕上げられた操作系、専用デザインのイルミネーション付きトレッドプレート、特注アンブレラなど、細部に至るまでビスポークならではの世界観が徹底されています。
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今回のゴースト サヴィル・ロウは、単なる特別仕様車ではなく、英国が誇る2つのクラフツマンシップが融合した芸術作品ともいえる存在です。
世界に1台しか存在しないビスポークモデルとして、オーナーの個性とロールス・ロイスの卓越した技術を最高レベルで融合させた1台であり、ブランドが掲げる「究極のパーソナライゼーション」を象徴するモデルとなりました。
大量生産では決して表現できない細部への徹底したこだわりは、ラグジュアリーカーの新たな価値を示すものといえ、今後のビスポークモデルにも大きな影響を与える存在となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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