“交差点”で曲がりながら「シレっと車線移動」はルール違反!? 「隣のクルマが寄ってきてヒヤッとした!」「避けなかったら事故ってる…」の声も! “違反切符”の可能性もある「右左折中に隣の車線に入る行為」の危険性!
複数車線がある道路へ交差点から進入する際、“左折や右折をしながら”本来入るべき車線とは異なる隣の車線へ滑り込むように移動する「シレっと車線移動」。実は、この行為は交通違反に問われるリスクをはらんだ危険な運転です。
“交差点”で曲がりながら「シレっと車線移動」はルール違反?
複数車線がある道路へ交差点から進入する際、“左折や右折をしながら”本来入るべき車線とは異なる隣の車線へ滑り込むように移動するクルマを見かけることがあります。
交差点を曲がりつつ、ウインカーを点滅させたまま、一度も車体をまっすぐにすることなく“シレっと別の車線へ移る”この行為は、日常的な運転風景の一部になっているかもしれませんが、実は重大な交通違反に問われるリスクをはらんだ危険な運転なのです。
そもそも道路交通法において、交差点を左折する車両はできるだけ道路の左端に沿って徐行しなければならないと定められています。
つまり、片側2車線以上の道路に左折で進入する場合、基本的には一番左側の車線に入らなければなりません(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときを除く)。
同様に、右折の際も交差点の中心の内側を徐行しながら曲がることが義務付けられており、原則として右側の車線へ入るのが正しい通行方法とされています。
それにもかかわらず、曲がった直後にそのまま斜めに進むように車線をまたぐ行為は、この交差点における正しい通行方法のルールを逸脱しているとみなされる可能性があるのです。
![“交差点”で曲がりながら「シレっと車線移動」はルール違反?[※画像はイメージ]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/11/20231122_Traffic_Accident_intersection_001.jpg?v=1700641332)
また、合図を出すタイミングの観点からも大きな問題が生じます。
右左折の合図は交差点の30m手前で行うルールですが、車線変更の合図は進路を変える約3秒前に出す必要があります。
右左折のウインカーを出したまま、曲がり終わった直後に連続して車線変更を行うと、周囲のドライバーにとってはそれが「曲がるための合図」なのか「車線を移るための合図」なのか瞬時に判別できません。
この曖昧な操作が、後続車や周囲を走るクルマを混乱させ、最悪の場合は接触事故を誘発する要因となります。
実際に、インターネット上の掲示板やSNSなどでもこの運転操作に対する不満の声は多く寄せられています。
「左折してきたクルマがそのまま右車線までふくらんできてヒヤッとした経験がある」「曲がりながら車線変更してくるドライバーは周囲が避けてくれると勝手に思い込んでいて怖い」といった、実体験に基づいた危険性を指摘する声が目立ちます。
その一方で、「曲がった先の一番左の車線に路上駐車のクルマがいることが多いから、最初から右車線に入りたくなる気持ちも分かる…」といった、道路環境ゆえの理由に理解を示す意見も散見されます。
確かに、曲がった先の車線が工事や駐停車車両によって塞がれているケースや、その後の交差点でまた右左折するケースもあるでしょう。
しかし、そのような状況であっても、まずは原則通りに決められた車線へ一度しっかりと進入し、車体をまっすぐに立て直すことが求められます。
そのうえで、改めてルームミラーやドアミラー、さらには直接の目視で周囲の安全を確認し、適切なタイミングでウインカーを出して約3秒後に車線変更を行うのが、法律に則った正しい運転手順です。
ほんの少しの手間を惜しんで交差点内で車線をシレっと移動する行為は、違反切符を切られるリスクがあるだけでなく、他のクルマを巻き込む事故の引き金になりかねません。
慣れた道であっても初心に立ち返り、一つひとつの操作を確実に行う意識を持つことが、安全で円滑な交通社会を維持するための第一歩と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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