6年ぶり全面刷新! 日産「新型小さな高級SUV」発表! 全長4.3mに「クラス超え上質内装」採用! リッター20km走る「高性能4WD」も設定の「新型キックス」どんなモデル?
日産は、6年ぶりにフルモデルチェンジを実施した新型コンパクトSUV「キックス」を発売しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
6年ぶりフルモデルチェンジで「小さな高級車」に進化
日産は2026年6月17日、新型コンパクトSUV「キックス」を発表しました。同日に発売しています。
どのような進化を遂げたのでしょうか。
キックス(KICKS)は2016年5月にブラジルで発表されたコンパクトSUVです。日産には同名の軽SUV「キックス(KIX)」が2012年まで販売されていましたが、こちらの系譜とは異なります。
扱いやすいボディサイズに、SUVらしい力強いデザインと上質な内装を特徴とし、コンパクトSUVの世界戦略車として南米や北米、東南アジア地域で展開してきました。
日本においてはブラジルでの登場から4年が遅れた2020年6月から販売をスタート。タイ生産のマイナーチェンジモデルを輸入する形で発売しました。日本仕様車は全車が日産独自のハイブリッド「e-POWER」を搭載しています。

今回発売されたのは2代目の新型で、6年ぶりのフルモデルチェンジとなります。2024年8月に北米でガソリンモデルが販売されていましたが、日本では引き続き、e-POWER専用車となっています。
新型キックスは、クーペスタイルの先代から一新し、直線基調の最新デザインに改めたほか、デザインや先進運転支援の強化を図り、さらに最新第3世代 e-POWERを搭載することで、走行性能と燃費性能を引き上げています。
エクステリアは、最新の日産車のデザインに倣ったもので、アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得た先進的なフロントフェイスを採用。フロントグリルと一体化したシグネチャーランプや精悍なLEDヘッドライトを備え、ワンクラスアップしたようなモダンなデザインとなりました。
ボディサイドは前後のホイールアーチを強調し、たくましく張り出したフェンダーが力強さを感じさせます。サイドウインドウ上部にはメッキモールを配し、上質なイメージも持たせました。
リアはスニーカーソールからインスピレーションを得たというパターンを配したデザインを採用。3段の特徴的なテールランプが目を惹きます。
ボディサイズは全長4365mm×全幅1800mm×全高1610-1615mm、ホイールベース2655mmです。先代よりも70mm長く、40mm幅広くなっていますが、極端なサイズ拡大は避け、コンパクトなサイズはそのまま維持しています。
インテリアは、インパネやセンターコンソール、ドアトリムに触感のよいソフト素材を使用して質感を引き上げるとともに、メーターとインフォテイメントシステムを一体化させた12.3インチのデュアルスクリーンを採用し、先進感をもたせました。
ボディサイズの拡大により、クラストップレベルの膝回り空間や頭上空間、後席室内幅を確保し、快適性も引き上げています。
さらにシートには疲れにくい「ゼログラビティシート」構造を前席と後席に採用。後席シートはリクライニング機能やエアコン吹き出し口も設け、快適性を追求しています。
上級モデルではシート素材に合皮とプレミアムなファブリック素材を用いたほか、前席ヘッドレストにスピーカーを内蔵する「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」(10スピーカー)も用意し、クラスを超えた豪華な仕上がりです。
なお、先代同様、上級グレードでは大開口の電動チルト&スライド付きパノラミックガラスルーフを標準装備し、開放感と室内の明るさをもたらします。
先進安全装備では、全車に「プロパイロット」と「360°セーフティアシスト」を搭載。車線逸脱防止支援システムや後側方車両検知警報なども設定。新たに「フロントワイドビュー」やボンネットを透過する「インビジブルフードビュー」などの「インテリジェントアラウンドビューモニター」も用意し、高い安全性を確保しています。
パワートレインは先出の通り第3世代 e-POWERで、日本国内車種としては初搭載となるモーター・発電機・インバーター・減速機・増速機の5つの主要構成部品を一体化した5-in-1タイプとしました。これにより、パワートレインの小型・軽量化と高剛性化を図っています。
第3世代 e-POWERは、1.4リッター発電専用エンジンに143馬力の電気モーターとリチウム電池を組み合わせます。4WDの「e-4ORCE」車は、リアに68馬力のモーターが追加されます。
e-4ORCEは日産独自の電動駆動4輪制御技術で、高い旋回性と緻密な制御からくる快適な乗り心地を実現するものです。このe-4ORCE車にはドライブモードに「SNOWモード」を設定し、雪道など滑りやすい路面でも安定性を確保しました。
燃費性能はWLTCモードで20.1km/Lから25.7km/Lをマークします。
ラインナップは装備をシンプルにまとめた「Xシンプルパッケージ」と「X」、電動テールゲートやNissan Connectインフォテインメントシステム、前席ヒーター付き合皮シートなどを備える「X+」、パワーシートや19インチホイール、パノラミックガラスルーフなどを備える最上級モデル「G」の4グレードを設定。
新型キックスの価格(消費税込)は299万9700円から424万8200円です。
なお、「AUTECH」などのカスタムカーを手掛ける日産関連会社の日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)では、アウトドアに映えるタフなスタイルの専用エクステリアを備えるカスタムカー「ROCK CREEK(ロッククリーク)」を設定する予定で、こちらは今冬に発売予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。































































