415万円差って本当!? トヨタ「最新ヴェルファイア」の最安モデルが豪華すぎた! 279馬力ターボ搭載で「不満なし」な本命仕様“7人乗り高級ミニバン”とは
「アルファード」と双璧をなすトヨタの高級ミニバン「ヴェルファイア」は2026年6月3日、一部改良を実施しました。ブランドの入口となるグレード「Z Premier(ターボガソリン車 2WD)」の魅力について改めて紹介します。
高級ミニバンの迫力と快適性を最も「手の届きやすい価格」で
トヨタの高級ミニバン「ヴェルファイア」は、2023年6月のフルモデルチェンジから約3年を経て、2026年6月3日に一部改良を実施しました。
そんなヴェルファイアのなかでも、最廉価モデルについて深堀りしていきます。
ヴェルファイアは、上品さと洗練さを前面に出した「アルファード」とは対照的に、力強さと先進性を際立たせたデザインが持ち味のミニバンです。
車名は「Velvet(物静かな)」と「Fire(炎)」を組み合わせた造語で、クールな情熱を持つクルマというイメージが込められています。
初代は2008年5月に誕生し、現行モデルは2023年6月に登場した3代目です。
販売台数は「シエンタ」や「ノア/ヴォクシー」といったトヨタの他ミニバン勢と比べると控えめながら、高級ミニバン市場では根強い支持を集めています。
現在のグレード構成は「Z Premier」と「エグゼクティブラウンジ」の2本立てで、今回の一部改良でもこの体制に変更はありません。

今回の改良で最も注目すべきは、ボディカラーにニュートラルブラックが設定されたことです。このニュートラルブラックは、ヴォクシーなどでも採用されている黒で、ヴェルファイアの迫力をさらに引き立てるものとなっています。
ボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1945mm、ホイールベース3000mmと、大型ミニバンらしいゆとりある寸法です。
低重心で構えたフロントマスクとワイドなボディが相まって、ひと目でそれと分かる存在感を放ちます。
ベーシックなZ Premierでも、フロント・サイド・リアのバンパーモールにスモークメッキを採用し、精悍さと先進感を演出しています。
ブラックスパッタリング塗装のアルミホイールや漆黒メッキの加飾パーツが随所に配され、最も手が届きやすいグレードながら高級感に不足は感じられません。
Z Premierのインテリアは3列シート・7人乗りレイアウトで、乗員全員がゆったりくつろげる空間設計が施されています。
内装色はベーシックなブラックのほか、シックな雰囲気を醸し出すサンセットブラウンも選択可能です。
シート表皮にはプレミアムナッパレザーを採用し、なめらかな肌触りと上質な座り心地を実現しています。
運転席・助手席には温熱シートとベンチレーションシートが標準装備されており、夏冬を問わず快適なドライブができるでしょう。
利便性の面では、スマートフォンのワイヤレス充電「おくだけ充電」やUSB端子(Type-C)を備え、日常使いにおける使い勝手も十分です。停電や災害時に電気製品が使用できる非常時給電システム付きアクセサリーコンセントも用意されており、万一の際にも頼りになります。
パワートレインには2.4リッター「T24A-FTS型」ターボエンジンを搭載し、最高出力279PS・最大トルク430Nmを発揮します。
大柄なボディを軽々と走らせる力強さは、多人数乗車時や高速道路の合流でも余裕の加速感です。
カタログ燃費は10.3km/L(WLTCモード燃費)で、大型ミニバンとして現実的な水準といえるでしょう。
安全面では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を標準装備し、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシストなど計12種類の機能が搭載されています。
大柄なボディであっても安心感を持ってハンドルを握れる点は、大きな魅力のひとつです。
Z Premier(ターボガソリン車・2WD)の価格(消費税込)は674万9600円です。
最上級グレードの「Executive Lounge」(プラグインハイブリッド/E-Four:1089万9900円)との価格差は415万300円にのぼります。
しかしヴェルファイアらしい重厚感と快適性、そして今回強化されたセキュリティ機能を備え、廉価仕様という感覚は皆無といって良いでしょう。
そんな最新ヴェルファイアのZ Premierは、ブランドの本質をしっかりと味わえる一台に仕上がっています。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。








































