流麗ボディの「“4ドア”クーペ」に注目! 全長4.5mの“ちょうどいいサイズ”×300馬力の「高性能ターボ4WD」もあり! “3”より小さいBMW「2シリーズグランクーペ」どんなモデル?

BMWのミドルセダン「3シリーズ」の大型化が進むなか、日本の道路事情にマッチするサイズ感として注目したいモデル、それが2025年3月に国内でも発表されたプレミアムコンパクトセグメントの4ドアクーペとなる2代目「2シリーズ グランクーペ」です。どんなモデルなのでしょうか。

手頃サイズ×最新デザインのコンパクトセダン

 BMWのミドルセダン「3シリーズ」の大型化が進むなか、日本の道路事情にマッチするサイズ感として注目したいモデル、それが2025年3月に国内でも発表されたプレミアムコンパクトセグメントの4ドアクーペとなる2代目「2シリーズ グランクーペ」です。

 SUVが主流となり、セダンのラインナップが大幅に減少するなか、欧州車では現在も多くのセダンモデルが用意されています。そのなかでも同車は、非常に扱いやすいサイズを維持する手頃なモデルとして存在感を放っています。

 同モデルは、2019年にプレミアム・コンパクト・セグメントにおけるBMW初の4ドアクーペとして初代モデル(F44型)が誕生しました。スポーティなハンドリングに流麗なデザイン、4ドアならではの高い利便性を組み合わせたモデルとして高く評価されています。

 2025年3月に日本で発売された第2世代(F74型)の新型は、主にパワートレインの刷新と内外装デザインのリフレッシュが図られています。

 昨今、世界的にクルマのサイズ肥大化が進んでいます。2026年3月に発表された次世代EV(電気自動車)の新型「i3」は全幅1865mmへと拡大し、現行のG20型3シリーズも全幅1825mmに達するなど、今後もさらなるサイズアップが予想されます。

 その点、現行型2シリーズグランクーペのボディサイズは、全長4550mm×全幅1800mm×全高1435mm、ホイールベース2670mmです。全幅を1800mmに抑え、街中でも非常に扱いやすいサイズ感をキープしています。

「M235 xDrive グランクーペ」は最高出力300馬力の2リッター直4ターボ搭載
「M235 xDrive グランクーペ」は最高出力300馬力の2リッター直4ターボ搭載

 また、FR(後輪駆動)をベースとする3シリーズに対し、FF(前輪駆動)ベースのアーキテクチャを採用することで、コンパクトながら広い室内空間を確保しています。

 3シリーズセダンが480リットルの荷室容量を持つのに対し、2シリーズグランクーペは360リットル(トップモデルのM235 xDriveは430リットル)を備えています。後席には40:20:40の分割可倒式シートも標準装備され、実用性も確保しています。

 エクステリアは、BMWのアイデンティティである「キドニーグリル」に新たな斜めの意匠を採用。これにシャープなアダプティブLEDヘッドライトを組み合わせ、新世代のBMWらしい表情に仕上げられています。

 インテリアは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化した「BMWカーブド・ディスプレイ」を採用しました。さらにシフトレバーを廃し、センターアームレスト部に操作系を集約することで、先進感を演出しています。

 パワートレインは3種類を設定。メインとなるのは、1.5リッター直列3気筒ガソリンターボの「220」と、2リッター直列4気筒ディーゼルターボの「220d」です。この2グレードには、最高出力20馬力(15kW)・最大トルク55Nmを発生して駆動をアシストする電気モーターをトランスミッションに組み込んだ、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。

 これにより、システムトータルでは220が最高出力170馬力・最大トルク280Nm、220dが最高出力163馬力・最大トルク400Nmという、パワフルさと低燃費を両立しました。なお、どちらもスポーティな「M Sport」仕様のみの設定です。

 さらに、最高出力300馬力・最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ガソリンターボを積んだMパフォーマンスモデル「M235 xDrive」も用意。このトップグレードのみ四輪駆動(xDrive)を採用しています。トランスミッションは全車7速DCTです。

 現行型2シリーズグランクーペの価格(消費税込)は以下の通りです。
・220 M Sport:535万円
・220d M Sport:555万円
・M235 xDrive:743万円

 クルマの大型化が著しい昨今において、日本の道にジャストフィットするパッケージングと、BMWが掲げるクーペとしての「駆けぬける歓び」を妥協なく両立させたF74型2シリーズグランクーペは、日本のユーザーにとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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