バイクがクルマ用の駐車枠を使うのは迷惑? ライダー側とドライバー側で意見対立! コンビニやSAでたびたび炎上する駐車問題とは?
ツーリングシーズンが本格化し、SAやコンビニに立ち寄るライダーの姿が増えています。そんななか、SNS上ではバイクが四輪車用の駐車枠を使用することに対して、たびたび議論が交わされています。果たして、クルマ用の駐車枠にバイクを停める行為は迷惑にあたるのでしょうか。
バイクによる四輪車用駐車枠の利用は認められている!
4月から5月にかけてのツーリングシーズンでは、週末の高速道路や観光地の周辺では多くのバイクを見かけるようになります。
そうしたなか、SAやコンビニの駐車場においてバイクが四輪車用の駐車枠を使用することに対し、SNS上では議論が巻き起こることも少なくありません。
たとえば、ドライバー側の意見として「満車で停められないのに、バイクが1台で枠を占領していて邪魔!」「バイクってクルマより小さいのに、クルマ用の枠を丸々使ってるの違和感あるんだよな」「正直、クルマが停められる場所が減るからバイクはなるべく停めないでほしい」といった不満の声が挙げられます。
また、「複数台のバイクで来ているなら、別々の枠に停めずまとめて停めてほしい」という意見もみられました。
なかには、「バックで駐車しようとしたら、死角にバイクが停まっていてヒヤリとしたことあるわ。駐車場に停まってるバイク怖すぎるよ」と、安全面を危惧する意見も投稿されています。

一方で、ライダー側からは「バイクは駐車枠を使う正当な権利がある」と反発する声が挙がっています。
また、「自分は大型バイク乗りだから、二輪車専用の駐輪スペースだと狭くて停められない。やむを得ず利用してるライダーもいるんだから、理解してほしい」と、車幅による事情を話す声もみられました。
さらに、ライダー側からは「施設の人に確認したら、クルマの枠に停めていいって言われたから利用してるだけなのに、邪魔って言われても困る……」という体験談や、「ルールを守ってるんだし、文句を言われる筋合いはない!」と反論する意見も投稿されています。
このように、SNS上では限られた駐車スペースをめぐって、ドライバーとライダー双方の主張が対立している様子がうかがえました。
では、バイクがクルマ用の駐車枠を利用することは、迷惑にあたるのでしょうか。
結論から言えば、道路交通法上において、排気量が125ccを超えるバイクは自動車と同じ扱いを受けるため、バイクが四輪車用の駐車マスに1台の車両として駐車することは、正当な権利として認められています。
一方で、排気量が50cc以下の原動機付自転車は、駐車場法においては自転車などと同じ扱いとなっており、四輪車用の駐車場ではなく駐輪場に停めなければなりません。
とはいえ、ルール上問題がないからといって、周囲の状況を気にしなくてよいというわけではない点には注意が必要です。
たとえば、目的地となるSAやコンビニにバイク専用の駐輪場が設けられている場合は、優先してそちらを利用することが推奨されています。
また、複数台のグループでのマスツーリングの場合、ひとつの駐車枠にまとめて停めるなどの配慮も重要なポイントといえます。
※ ※ ※
さらに、施設によっては独自のルールを定めている場合もあるため、駐車場内に案内看板が設置されている場合はその指示に従い駐車することが最優先となります。
ドライバー・ライダーの双方が限られた駐車スペースを気持ちよく利用するためには、法律による正当性を主張するだけでなく、相手の立場に立ったゆずり合いの精神を持つことも大切だといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










