7年ぶり刷新! “RAV4サイズ”の新型「ちょうどいいSUV」まもなく登場へ!? 流麗「背の低いボディ」に快速ユニット搭載! アウディ「新型Q3」欧州登場で日本投入にも期待

アウディは2025年に発表した新型コンパクトSUV「Q3」シリーズを2026年夏に日本で発売予定です。どのようなクルマに仕上がっているのでしょうか。

全面進化した最新「Q3」

 アウディは2025年、第3世代となる新型コンパクトSUV「Q3」シリーズを世界に向けて発表しました。2018年に登場した第2世代から約7年を経て全面刷新されました。

 同モデルは4月11日から東京都内の2つのショールームで欧州仕様車の期間限定先行展示が行われるなど、今夏日本発売に向け準備が進められています。

 最新モデルはスタンダードモデルのQ3が2025年6月16日に、続いてクーペスタイルの「Q3スポーツバック」が8月25日に公開されました。欧州では2025年10月から順次販売が開始されています。

 新型Q3およびQ3スポーツバックは、アウディの最新デザイン言語を取り入れ、一層パワフルで感情に訴えかけるスタイリングへと進化しました。欧州仕様のボディサイズは全長4531mm×全幅1859mm×全高1601mm、ホイールベースは2681mmです。国内モデルではトヨタ「RAV4」などと同等のサイズを持ちます。

 旧型と比較して全長が約40mm、全幅が約20mm拡大され、一つ上のクラスを思わせる風格ある佇まいを実現しています。

 その一方で全高は低めに設定されており、Q3(SUV)が1601mm、クーペスタイルのスポーツバックは1559mmとなっています。特にスポーツバックはルーフラインがSUVモデルよりも明らかに低く設計されており、この低重心なフォルムが、スポーティな印象をより一層強調しています。

 ボディの拡大は積載能力の向上にも寄与しています。トランク容量は標準状態で488リットルを確保し、後席を倒すことでSUVモデルは最大1386リットル、スポーツバックでは最大1289リットルまでスペースを広げることができ、日常的な使い勝手も十分に確保されています。

第3世代となるコンパクトSUVの新型「Q3」シリーズ
第3世代となるコンパクトSUVの新型「Q3」シリーズ

 インテリアは「デジタルステージ」というコンセプトのもとで一新されました。11.9インチのメーターパネルと12.8インチのMMIタッチディスプレイがドライバーを囲むようにレイアウトされ、先進的なコックピット空間を創出しています。また、シフトレバーをステアリングコラムに移したことにより、センターコンソールには広々とした収納スペースと、冷却機能付きの15Wワイヤレス充電トレイが設けられました。

 今回のモデルチェンジで最も注目すべき点は、パワートレインの大幅な刷新です。電動化の主役を担うプラグインハイブリッドモデル(PHEV)の「Q3 e-hybrid」は、1.5リッターTFSIエンジンと強力な電気モーターを組み合わせ、システム合計で272ps・400Nmという、スポーツカーに匹敵するほどの性能を発揮します。

 特筆すべき点として、バッテリー性能の向上が挙げられます。総電力量25.7kWh(正味19.7kWh)と、先代のほぼ2倍の容量を持つ高電圧バッテリーを搭載した結果、WLTPモードにおけるEV走行可能距離はSUVモデルで最大119km、スポーツバックで最大118kmに達しました。

 さらに、PHEVでは珍しく最大50kWのDC急速充電に対応し、バッテリー残量10%から80%までを30分未満で充電できます。普段使いではほぼ電気自動車として、長距離移動ではハイブリッドとして機能する、非常にバランスの取れた一台となっています。

 ガソリンエンジンモデルも充実しています。エントリーモデルの「1.5 TFSI」は、最高出力150psの1.5リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンにマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載。低・中負荷時に一部シリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(COD)システムも採用し、滑らかな走行性能と優れた燃費性能を両立させています。

 より力強い走りを求める層には、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボの「2.0 TFSI」が用意され、最高出力204ps版と265ps・400Nmを発生する高出力版が設定されます。これらはいずれもアウディ独自の四輪駆動システム「quattro」と組み合わされます。

 新型Q3シリーズの欧州における価格は、エントリーモデルの「Q3 SUV TFSI 110 kW」が4万4600ユーロ(約824万円)から、「Q3スポーツバック TFSI 110 kW」は4万6450ユーロ(約859万円)からとなっています。プラグインハイブリッドモデルの「Q3 SUV e-hybrid 200 kW」は4万9300ユーロ(約911万円/すべて2026年5月中旬のレート)からの設定です。

 なお、日本仕様車の価格は未発表で、正式発表とともにアナウンスされるものとみられます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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