“花粉”が「愛車の塗装」をボロボロに!? ただの“汚れ”じゃない! クルマを蝕む「花粉ジミ」のメカニズムと「正しい洗車術」とは!
今回は、花粉がクルマを痛めるメカニズムと、その正しい対処法について解説します。
正しい「洗車の手順」とは?
まず、たっぷりの水をホースや高圧洗浄機でクルマ全体にかけ、水圧で表面の花粉やホコリを大まかに洗い流します。
次に、カーシャンプーをバケツでしっかりと泡立て、その豊かな泡で汚れを包み込むように優しくスポンジで撫で洗いします。
決して力を入れて擦ってはいけません。

洗い終わったら、水垢を防ぐために目の細かいマイクロファイバークロスなどで速やかに水分を拭き取ります。
もし、すでにペクチンが固着してしまい、通常のシャンプー洗車では落ちない「花粉ジミ」ができてしまった場合は、「熱」を利用するのが効果的。
ペクチンは熱に弱いという特性を持っています。
そのため、50度から70度程度のお湯をシミ部分にかけたり、お湯に浸したクロスを当てて温めたりすることで、ペクチンが分解されてシミが落ちやすくなります。
ただし、熱湯をかけると塗装や樹脂パーツ、ワイパーゴムなどを痛める危険があるため、温度管理には十分に注意してください。
そして花粉の付着を完全に防ぐことは不可能ですが、被害を最小限に抑える方法はあります。
例えば、事前に良質なガラスコーティングなどを施工しておくことで、ボディ表面に保護被膜ができ、ペクチンの侵食を防ぐとともに汚れを水で流しやすくする効果が期待できます。
また、普段あまり乗らないクルマであれば、ボディカバーを被せて物理的に花粉をシャットアウトするのも有効な手段です。
さらに、花粉はボディだけでなく車内にも侵入します。
乗り込む前に衣服についた花粉をしっかりと払うことはもちろん、この時期を乗り切るために対策しておきたいのが「エアコンフィルター」です。
車内に外気を取り込む際に関所となるフィルターですが、花粉シーズンが終わる頃には目詰まりを起こしていることが多く、悪臭や風量低下の原因になります。
できれば花粉飛散のピークが過ぎた初夏あたりに、微粒子をキャッチできる高性能なフィルターに新品交換すると、車内で快適に過ごすことができます。
合わせて、ドリンクホルダーに置ける車載用の小型空気清浄機などを活用すれば、車内の快適性はさらに向上するでしょう。
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人間にとってもクルマにとっても過酷なこの季節。愛車の輝きを守るためにも、車体のこまめな「水洗い」を心がけましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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