三菱「パジェロ“ミニ”」復活!? 丸目レトロな“旧車顔”の「新型デリカミニ」カスタムがスゴい! ワイルドなのに懐かしい「DAMD DALI」とは

三菱は「東京オートサロン2026」で、初代「パジェロ」やダカールラリーの世界観を重ね合わせたカスタム仕様の「デリカミニ」、「デリカミニ DALI with DAMD」を披露しました。どのようなモデルなのでしょうか。

オジサンも感涙!? 1980年代「パジェロ」テイストの最新「軽SUV」に注目!

 三菱は2026年1月9日から11日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2026」で、初代「パジェロ」やダカールラリーの世界観を重ね合わせたカスタム仕様の「デリカミニ」を披露しました。

 その名は「デリカミニ DALI with DAMD」。お洒落さと無骨さを併せ持つモデルに仕上がっています。

 デリカミニ DALI with DAMD(以下、デリカミニ×DALI)は、2025年10月29日にフルモデルチェンジを実施したばかりの新型軽クロスオーバーのデリカミニをベースに、カスタムパーツメーカーDAMD(ダムド)とコラボレーションして誕生しました。

 DAMDが手がけたカスタムコンセプトカーを三菱が自車ブースで公式に紹介するという形をとったいっぽう、DAMDブースにも異なる仕様で展示されていたのも、ユニークな取り組みとして注目されます。

丸目レトロな“旧車顔の「最新モデル」!?
丸目レトロな“旧車顔の「最新モデル」!?

 デリカミニ×DALI最大の見どころは、専用デザインが与えられたエクステリアです。

 1980年代にパリ・ダカールラリーで活躍した初代パジェロをモチーフとしており、丸目2灯のヘッドランプや角形のウインカーランプ、ポジションランプ、それらを囲むスクエア形状の樹脂製フロントグリルなど、当時のラリーカーを思わせる意匠を新型デリカミニへ巧みに落とし込んでいます。

 さらに、フロントバンパーからボディサイドパネル、リアバンパーにかけては、淡いブルーとブラックの2トーンで塗り分けを実施(DAMDブース展示車はカーキ×ブラック)。

 ボディサイドには専用デカールも施されており、無骨さのなかにどこか愛嬌も感じられる佇まいは、まさに「小さな初代パジェロ」と呼びたくなる仕上がりです。

 足元にはシルバー塗装のアルミホイールとオールテレインタイヤを組み合わせ、ルーフラックも装備。ハードなオフロード性能を追求するというよりも、アウトドアシーンで映える雰囲気つくりを重視した、現代的なアレンジとなっています。

「本格派までは求めないが、アウトドア気分は楽しみたい」というユーザーの心をくすぐる装備構成です。

 エクステリアの大胆な「キャラ変」とは対照的に、インテリアはグレンチェック柄のシートカバーを装着する程度に留め、比較的ライトなカスタムに抑えられています。

 もともと完成度の高い室内デザインを活かすという、バランス重視の仕上げといえるでしょう。

 デリカミニ×DALIをデザインしたDAMDによると、「クルマを自分好みに楽しんで欲しい」という想いを込めて開発したとのこと。大ヒットモデルとなったデリカミニだからこそ、人とは少し違ったアレンジを加え、このクルマを目いっぱい使い倒して遊ぶというのも、魅力的なカーライフではないでしょうか。

※ ※ ※

 デリカミニ×DALIは、冒険心や力強さといった初代パジェロが持っていたイメージを、レトロで味わい深いデザインとして現代に再解釈した一台です。

 新型デリカミニ本来の日常使いにおける利便性はそのままに、所有する喜びや、人目を惹く個性を加えた点こそが、最大の魅力といえるでしょう。

 通勤や買い物、そして週末のアウトドアまで、どこへ行くにも、ほんの少しの冒険気分を味わえる「遊べる軽SUV」として、デリカミニ×DALIは、いま注目したい存在です。

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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