新車580万円から! レクサス「“新型”コンパクトセダン」に問合せ“殺到”! 全長4.7mサイズ×「新スピンドル」採用で「乗り替え多発」? 「輸入車オーナー」も注目の新ISが販売店でも話題に

大幅改良を実施したレクサス「IS」について、ユーザーの反響を販売店に聞いてみました。

見るからにスポーティセダンなフロントマスクが印象的

 2026年1月8日、レクサスはコンパクトFRスポーツセダン「IS」の大幅改良を実施しました。
 
 同時に特別仕様車も発表されたIS。その後のユーザーから寄せられた反響について、首都圏のレクサスディーラーに問い合わせてみました。

 初代ISは、日本仕様では「アルテッツァ」として販売され、1998年10月にデビューしました。

 以来、4半世紀以上にわたって世界約40の国と地域で累計約130万台を販売しており、「コンパクトFRスポーツセダン」として根強い人気を誇ります。

 2代目となるISは2005年9月にデビューしました。アルテッツァから脱却した2代目ISは、日本市場におけるレクサスブランドのスタートにあわせて、「アリスト」の後継モデルにあたる「GS」と、「ソアラ」の意思を引き継いだ「SC」とともに発売された、記念すべきモデルといえます。

 2013年5月、現行モデルにあたる3代目ISにフルモデルチェンジが行われ、2016年および2020年にそれぞれビッグマイナーチェンジを行ってきました。2020年のマイナーチェンジでは、フルモデルチェンジ並みの大規模なもので、一気に現代化を果たしています。

 その後、2025年11月をもって一旦生産終了となり、そんななかで発表されたのが、3度目のマイナーチェンジを行ったモデルです。

レクサス「IS」大幅刷新に寄せられた声とは
レクサス「IS」大幅刷新に寄せられた声とは

 今回の一部改良では、「熟成」を開発のキーワードとしており、これまでISが追求してきた「ドライバーがクルマと対話できる気持ちのいい走り」と「アグレッシブでスポーティなデザイン」においてさらに磨きをかけたモデルです。

 主な改良点として、電動パワーステアリング(EPS)のラック平行式への変更とバリアブルギアの採用により、リニアな操舵フィールを実現したほか、スムーズな減衰力制御と素早い応答性を備えたリニアソレノイド式AVSの採用により、車両挙動の安定性と路面入力によるショック感の低減を両立しています。

 また、「AVS(アダプティブ バリアブル サスペンション)」も改良が施され、車両安定性と乗り心地のよさを両立しています。

 もちろん今回の一部改良では外観にも改良が加えられており、低重心かつワイドなスタンスをさらに強調した新たなフロントフェイスにより、力強く精悍なスタイリングを表現しています。

 内装においても同様で、コンパクトFRスポーツセダンのコックピットとしてもっとも重要である機能性を考慮し、運転に集中できるデザインを採用しています。

 センターディスプレイおよびTFT液晶メーターが12.3インチに大型化され、高い視認性・操作性を確保しています。

 そのほか「F SPORT」グレードには空力性能を強化した新形状のリアスポイラーが採用されており、車両後方の風の流れを整えることでリアの揚力を低減し、優れた空力操安性能を実現しています。

 ボディカラーには、スポーティな走りを連想させる新規開発色の「ニュートリノグレー」が加えられ、全8色のラインナップとなっています。

 足回りもグレードごとに一新されており、標準仕様の「IS300h」にはダークプレミアムメタリック塗装の18インチアルミホイールが、「version L」にはブラック塗装とダーククリア切削光輝を組み合わせた19インチアルミホイールが設定されています。

 ISのボディサイズは、全長4720mm×全幅1840mm×全高1435〜1440mm、ホイールベースは2800mmとなり、従来型より全長が10mm延びています。

 また、今回の一部改良にあわせて、特別仕様車「F SPORT Mode Black V」も発売されました。

 主な特別装備としてブラック塗装を施したBBS製の鍛造アルミホイールを装備するほか、ウルトラスエードのシート、センターコンソール、ドアトリムを採用しています。

 また、メーカーオプションとしてLEXUSロゴ入りのレッドブレーキキャリパーが設定されています。

 IS300hの車両本体価格は「IS300h」が580万円から、「version L」が610万円、「F SPORT」が635万円、そして特別仕様車の「F SPORT Mode Black V」が675万円です(いずれも消費税込み)。

 ビッグマイナーチェンジともいえるISに対するユーザーの反響について、1月下旬のタイミングで首都圏にあるレクサスディーラーに聞いてみました。

「ISを所有するオーナーの方からの反響が大きいです。今回、フロントマスクが変更になったこともあり『実車のデザインを見てみたい』というお声が多いですね。

 これまでよりもアグレッシブなデザインとなったため、ひと目で気に入られた方のなかには、お乗り換えも視野にいれていらっしゃるようです」

 別のレクサスディーラーにも聞いてみました。

「ISオーナーの方は特に気になっていらっしゃるようです。なかでもデザインの変更を気にされる方が多いです。

 今や貴重な存在となりつつある『コンパクトFRスポーツセダン』なだけに、『ISでなければ』というお客様が一定数いらっしゃるんです。

 最新のISに乗りたいと、大きな変更があるたびにお乗り換えいただいているお客様もいらっしゃいます」

 ISの直接的なライバル車として、真っ先に思い浮かぶのがメルセデス・ベンツ「Cクラス」やBMW「3シリーズ」ではないでしょうか。

 いずれも10年ほど前と比較して高額になりました。

 ISも決して安いとはいえない価格帯のクルマではありますが、現在販売中のモデルが735万円からとなるCクラスや、687万円からとなる3シリーズよりも低く抑えられています。

 熟成を極めつつあるISの魅力を改めて確認しておく時期なのかもしれません。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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