復活のトヨタ「ハチロク」初公開!? “86万円”で「リトラ」も完全再現! 伝説の“AE86”デザイン採用の2ドアスポーツカーResult Japan NEO86が登場
2026年1月9日から開幕した東京オートサロン2026にてお披露目されたとあるトヨタ 「86(ZN6)」が話題を呼んでいます。いったいどのようなクルマなのでしょうか。
復活のトヨタ「ハチロク」初公開!
2026年1月9日から開幕した東京オートサロン2026にてお披露目されたとあるトヨタ 「86(ZN6)」が話題を呼んでいます。
白黒のツートンカラーに身を包んだ86はアフターパーツメーカー「Result Japan(リザルト・ジャパン)」が制作し、東京オートサロン2026で世界初公開したカスタムカー「NEO86」です。
NEO86は東京オートサロン2026が少し開幕する前から、トヨタ 86(ZN6)にスプリンタートレノ(AE86)の代名詞である「リトラクタブルヘッドライト」を移植したカスタムカーとして、SNSを中心に大きな話題を呼びました。
Result Japanのマーケティングを担当されている月島奈々氏によると、今回のNEO86は中古車価格が下がってきている初期型の86を使って、何か新しい遊びができないかと同社社長を務める吉岡雅生氏が発案したと言います。
そこで、トヨタ 86をベースにその源流である「スプリンタートレノ“AE86”」の特徴を盛り込んだワイドボディキットが誕生したとのこと。
フロントマスクはAE86の最大の特徴であるリトラクタブルヘッドライトを移植したことで、当時のクラシカルな見た目を現代のクルマでも気軽に味わえるものとなっています。
SNS上ではこのリトラクタブル機構に対して「車検に通るのか」と疑問の声が上がっていましたが、展開した状態で固定すれば通る見込みだと同社は言います。このボディキット自体がワイドボディキットなので、車検を取得するためには構造変更が必要となり、その過程でライトの状態も車検に通す形になるとしています。

ヘッドライト以外にも、前後バンパーはAE86の角ばったバンパーを上手に再現しています。ZN6とAE86では全幅がまったく違うため、ボディラインを違和感なく融合させるのに苦労したとのこと。
ZN6のロー&ワイドなプロポーションの元にAE86を再現しているため、通常のAE86にはない、薄くて平べったい印象が新鮮な感覚です。
ボディキットは前後バンパー、前後ワイドフェンダー、ボンネット、ドアパネル、リアトランクスポイラー、サイドスカート、ヘッドライトを含むセットとなり、すべて込みで価格は「86万円(税別)」としています。
キットの内容から考えるととても良心的な価格設定になっていますが、Result Japanは価格を抑えることで、より多くの人にZN6でAE86の雰囲気を楽しんでもらえればと言います。
なお、このボディキットは公道走行用にリトラクタブルヘッドライトの格納機構を有していませんが、公道走行不可の競技用には別売りで格納機構を販売するとのこと。また、海外向けの販売はデフォルトでこの格納機構を含むと言います。
予約販売は2026年1月9日から11日まで千葉県・幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2026」からすでに受け付けています。納期はオーダーごとに変わる見込みであるものの、初期のロットであれば2026年5~6月ごろになるのではないかと言います。
東京オートサロン2026の会場で実際に展示された個体は足元を18インチのRSワタナベ エイトスポークRタイプで着飾り、内装はResult Japanオリジナルのフルバケットシートとステアリング、そしてクスコ製ロールケージで仕上げた一台となっています。
日本のみならず海外の来場者からも大きな注目を集め、1月9日の1日目開幕直後にはカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みの俳優、サン・カン氏もブースを訪問、興味津々にNEO86を観察する一幕もありました。
NEO86は現代のスポーツカーながら安く手に入る86で、手軽にスプリンタートレノ(AE86)の魅力を体感できるキットとしてこの先も人気を集めそうな予感です。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。







































































