国道事務所が“ブチギレ”報告「ノーマルタイヤ車がスタックしました!」 夏タイヤ車の立ち往生に「迷惑行為です!」キッパリ 長野の山間で発生した「走行不能事案」投稿で注意呼びかけ

国土交通省 飯田国道事務所は公式SNSで、2026年1月11日の昼過ぎ頃にノーマルタイヤ車両によるスタックが発生したと明らかにしました。

明らかに雪が降る地域なのに… 「案の定ノーマルタイヤで立ち往生」

 国土交通省 飯田国道事務所は2026年1月11日、公式SNSを更新。同日の昼過ぎ頃にノーマルタイヤ車両によるスタックが発生したと明らかにしました。
 
 一体何があったのでしょうか。

 現場は、名古屋市から北東に進み、豊田や飯田、伊那を通って長野県塩尻市に至る国道153号のうち、阿智村付近の山中です。

 国道153号は、愛知県の区間では奥三河の山間部を走行するほか、木曽と赤石の2つの山脈に挟まれた南信地方を経由するため、冬季になればスタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの滑り止めが必須な道路です。

 2026年の年明けは、すぐに正月寒波に見舞われて各地で大雪となったことに加え、10日からの3連休も、発達した低気圧が日本海北部を進み、そこからの前線が本州を通過。10日夜遅くから強い寒気が襲来し、北日本や北陸を中心に大雪となりました。

 国土交通省やNEXCOなどでは、長野県内の各地で車両の滞留を防ぐための予防的通行止めの可能性を示し、不要不急の外出を控える呼びかけとともに、万が一クルマで移動する場合には冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を促す事態となりました。

 阿智村の国道153号では11日の昼過ぎから降雪量が多くなっており、飯田国道事務所の道路カメラの映像では、13時の時点で圧雪路となっていることが確認できます。

 そのため、同事務所は13時に、公式SNSで「根羽村~阿智村で降雪が続いています。スタッドレスタイヤもしくはチェーンを装着し路面状況に十分ご注意ください」と改めて十分な備えをするように呼びかけていました。

スタックのイメージ(画像:PhotoAC/イメージです)
スタックのイメージ(画像:PhotoAC/イメージです)

 しかし、こうした呼びかけがあったにも関わらず、11日の15時ころ、阿智村の国道153号の初沢トンネルの手前で、普通乗用車1台のスタックが発生しました。

 同事務所の公式SNSでは、現場の様子を捉えた道路カメラ画像を投稿。画像には雪に覆われた路面で立ち往生する白いステーションワゴンの様子が写っています。

 事務所によるとこの立ち往生車両は、「ノーマルタイヤ」が原因のスタックだったといい、悪天候であり容易に積雪が予測できたなかでの走行不能の事案に、「雪道を冬装備していないタイヤで走行することは、危険かつ迷惑行為です」と厳しい視線を向けています。

 同事務所は、「冬用タイヤやチェーンを着用して走行をお願いします」と、改めて警鐘を鳴らしています。

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