Hondaの新型SUV「ZR-V」をロングラン“比較”試乗!「Premium Style」のキラリと輝く魅力とは?【PR】
標準18インチと比較 19インチ仕様の乗り味は…?
平日の混み合った都心でも、ZR-Vは頻繁なストップ&ゴーを軽やかにこなしながら、高速道路を目指します。
スッキリとしたインパネに置かれた大きなディスプレイの11.4型大画面ナビは、画面も鮮明でとても見やすく、5パターンのルート検索機能がとても便利で、とくにルート検索では「最速」や「最速無料」などの項目があり、コストや時短を気にする人にもピッタリです。おかげでスムーズに高速道路のICへ到着し、気持ちよく本線に合流して高速道路を進みます。
途中でSAへ立ち寄り、標準モデルに乗り換えました。出足から軽やかで元気よく、自分とクルマとの一体感が気持ちのいい乗り味です。静粛性や乗り心地が少しカジュアルになるぶん、アウトドアレジャーや雪道などでガンガン走りたい人にも似合うと感じます。
さて、再びZR-V「Premium Style」に乗り換え、まだまだ走ります。ZR-V e:HEVには走行モードが4つあって、最初はノーマルやエコで十分に気持ちのいいクルージングを味わいました。
だんだんと窓を流れる空が広く高くなり、やがて山あいを右へ左へとのぼっていく区間に入ったら、走行モードを今度はスポーツにチェンジします。すると、アクセルペダルを踏んだ瞬間のレスポンスが俊敏になり、メリハリのあるコントロールがしやすくなって、ワクワクするようなスポーティ感が味わえました。こういった場面で、期待の19インチタイヤ+アルミホイールはしっかりと路面を捉えている安定感があり、手のひらで路面のインフォメーションがよりつかみやすいのは、自分で操っている楽しさにもつながります。
心配していた、インチアップされた大径扁平タイヤ特有のノイズも、標準車と比較してもまったく気にならず、むしろその乗り心地の良さに感心です。もともと、ZR-Vはロングホイールベースで快適性が高いとはいえ、装着したタイヤ「ヨコハマ BluEarth-GT AE51(225/45R19)」との相性も良さそうです。道路の継ぎ目を超える時の収束がしなやかで、車格までさらに上がったかのように感じさせてくれます。
最高速度120km/h区間に入り、グッとアクセルを踏んで速度を引き上げると、あとは軽くペダルに足をのせている程度の感覚でも、エンジンを効率よく使いながらモーターとハイブリッドをシームレスに切り替える、まさに圧巻の新世代ハイブリッドの走り。SUVだということも忘れそうになるほどです。
ロングドライブのお供のひとつ、お気に入りの音楽を、ハイレゾ対応のハイグレードスピーカーシステム(8スピーカーセット)で流してみると、クリアでイキイキとした音が室内に放たれます。このシステムは11.4インチ Honda CONNECTナビとの組み合わせでZR-V専用音響チューニングが施されていて、その効果は運転席だけでなく、後席でもしっかりと耳で体験ができたので、みんなでワイワイと出かけるドライブにもおすすめです。
座った時にはふっくらとした感触が心地いいシートも、こうした走りの際にはしっかりと身体を支えてくれ、その高いホールド性を実感します。ここまで数百kmを走ってきても、まったく疲れを感じていないことに気がついたのでした。
日暮れと共に輝きを増すZR-Vの「光のアイテムパッケージ」
そして夕日が沈みはじめ、ポツポツと海辺の灯りがともりはじめるころ、ZR-Vの室内にはなんとも素敵なイルミネーションが出現しました。かすかに輪郭がにじむような上質なその光は、センターコンソールやドリンクホルダー、ドアポケットをほんわかと照らし、美しいだけでなく夜間の使い勝手も向上してくれます。
フットライトで足元がふんわりと明るくなるのも、気が利いた演出です。昼間とはまたちがった顔をもつ室内は、どこか人の温もりが宿っているように感じます。
そして、荷物を出そうとテールゲートを開ければ、リアパネルライニングカバーイルミネーションが3回、シーケンシャルで光ってまたまたテンションアップ。LEDテールゲートライトがかなり明るく手元を照らしてくれるので、これならどんなに暗いところでもラゲッジが使いやすくなるのはもちろん、後方から来るクルマへの自車位置アピールにもなり、安全性もアップすると思います。
すっかり日も暮れてきて、そろそろロングドライブはクライマックス。スイッチタイプのシフトで「P」を押し、ドアを開けたらサイドステップガーニッシュが2回、シーケンシャルで光ってZR-Vのロゴを映してくれるという、嬉しいサプライズがありました。
ドア開口部付近の地面を照らすパドルライトも明るく、誰かがエスコートしてくれているようで、これなら乗り降りも安心でしょう。雨の日の夜などに、大きな水溜まりに靴を突っ込んでしまうこともなくなるはずです。
昼間は、フロントロアースカートをはじめトータルコーディネートされた上質なエアロパーツと、ブラックエンブレムや19インチアルミホイールでクールな表情のZR-Vは、夜になると光という美しさと温もりで、新たな世界に連れて行ってくれました。
SUVを超えた、絵になるスタイリングと満たされる走りを手に入れたZR-Vに、ホンダアクセス厳選のアイテムが加わったからこそ、乗る人を魅了できるロング&ナイトドライブ。きっとまたどこか、夜の絶景を求めて走りたくなるはずです。