日産 新型「ルークス」に最速試乗! 気になる乗り味や使い勝手を徹底検証【PR】

自然吸気モデルは、軽やかで踏ん張りのあるコーナリングが印象的

街中でキビキビと走れる軽やかなエンジンフィール

 まずは自然吸気モデルのプッシュスタートボタンを押し、静かなアイドリングを確認したあと、少しずつアクセルを踏み込んでいきます。

 市街地では、穏やかで軽やかな加速が思い通りの感覚で、適度に手応えのあるステアリングフィールも手伝って、一つ一つの操作が的確なインフォメーションを伝達してくれます。

 ブレーキング操作も自然で前のめりになることもなく、ガッシリとした一体感で安心感に包まれながら走っているよう。カーブではソフトに沈み込みながら、底付く前に踏ん張ってくれるのでメリハリの効いた挙動が楽しくなってきます。

 高速道路に入ると、少しエンジンの音は大きめに入ってきますが、アクセルを踏み込む感覚とリニアな加速フィールが何度でも得られるので、軽快感がずっと続きます。

 日ごろは市街地でのチョイ乗りが多いけれど、たまにロングドライブもしたいという人に、オススメしたいのが自然吸気モデルです。

ターボモデルは、出だしから感じる力強さと静粛性の高さが際立つ

ターボモデルには15インチホイール&タイヤを採用した

 次にターボモデルに乗り換えると、やはりアイドリングは静かながら、出足からとてもパワフルかつなめらか。ステアリングは少しおおらかで、細かな操作に対するシビアな反応がないのでビギナーにも扱いやすそうです。

 タイヤは自然吸気モデルが14インチだったのに対し、ターボは15インチを履いており、直進でもガッシリ感がアップしたと感じますカーブでもしっかりと踏ん張りが効きますが、それでいて硬すぎることはなくジワリと沈む感覚で、しなやかに駆け抜けていけます。

 そして市街地でも、高速道路に入っても、乗り心地がかなりフラットで静粛性も高く、とても快適。広い室内でも声を張らずに会話できるほど、静かな空間が保たれていて感心しました。

進化した「プロパイロット」は、長距離運転の疲労を大幅に軽減する

おなじみの「プロパイロット」は自然な制御がさらに進化

 ここではバージョンアップした先進の運転支援技術「プロパイロット」も作動させてみました。
 
 アクセル、ブレーキ、ステアリング制御はまったく不安を感じさせない動きで、どこがどう進化したのか旧バージョンとの具体的な違いはわかりませんでしたが、高速道路のロングドライブでも格段にラクに安心になり、疲労感が軽減されるのは間違いないと感じました。

 ターボモデルはどんな人にもピッタリですが、とくに日常もレジャーも1台でガンガン使いたいという人にオススメです。

乗る人のことを第一に考えた装備満載で、最高に居心地の良い室内を実現

大人が足を伸ばしてくつろげる広大な2列目空間

 そんなルークスでは、やはり際立つのが後席の居心地の良さです。

 両側にドリンク+小物が入る収納スペースがあり、折りたたみテーブルやサンシェードもとても便利。

 天井に設置されたシーリングファンを作動させれば、エアコンの風が素早く室内全体に回り、プラズマクラスター搭載できれいな空気にしてくれるのも嬉しいところです。

 後席は前後に32cmものロングスライドが左右別々にでき、最後端にすれば足を伸ばしてもまだ余裕のリムジン級スペースでリラックス。

 最前端にすれば前席のすぐ近くまで寄れるので、ママと赤ちゃんで出かける際などにも適した、いろいろな使い方ができます。

天井のファンはフルモデルチェンジで天井一体型に進化

 天井に設置されたシーリングファンを作動させれば、エアコンの風が素早く室内全体に回り、プラズマクラスター搭載できれいな空気にしてくれるのも嬉しいところです。

 後席は前後に32cmものロングスライドが左右別々にでき、最後端にすれば足を伸ばしてもまだ余裕のリムジン級スペースでリラックス。

 最前端にすれば前席のすぐ近くまで寄れるので、ママと赤ちゃんで出かける際などにも適した、いろいろな使い方ができます。

多彩なシートアレンジは、大型荷物の積み込みや外出時の小休憩で大活躍

リラックスモードは足を伸ばしてゆったりと過ごすことが可能

 また、子育て世代だけでなく、アウトドアスポーツやレジャーにも大活躍しそうだと実感したのが、助手席の背もたれを後ろ側に倒してフラットにできる機能です。

 これならサーフボードや大きなテント、釣竿など長い物の積載もバッチリ。

 後席と前席を倒してつなげたリラックスモードもあるので、出先での休憩や仮眠などが快適なほか、万一の災害時にも使えるという心強さもルークスの大きな魅力だと感じました。

日産が本気で作ったルークスは、もはや軽自動車の枠を超えた!?

ルークス ハイウェイスターX プロパイロットエディション(手前 NAモデル・奥 ターボモデル)と筆者のまるも亜希子

 こうして新型ルークスを実際に見て、乗って、使ってみて、開発責任者の齋藤雄之さんが言っていた「ミニバンと軽自動車の両立」との言葉に強く納得。

 インテリアの質感の高さやセンス抜群のカラーコーディネートも手伝って、軽スーパーハイトワゴンというよりも、これはもはや「日産でいちばん小さなミニバン」ではないでしょうか。

 サイズは小さく、でも装備や安全性は最先端のものを。そんなクルマを探している人に、ぜひ注目してほしい新型ルークスです。

[Text:まるも亜希子 Photo:小林岳夫]

>>日産 新型「ルークス」をもっと詳しく知る!【 日産 オフィシャルサイトへ】

日産 ルークス ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2WD)
ステアリング
トランスミッション エクストロニックCVT
駆動方式 FF
エンジン 0.66L 直列3気筒 DOHC 自然吸気
エンジン最高出力/最大トルク 52PS(6400rpm)/60Nm(3600rpm)
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
WLTCモード燃費 20.8km/L
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1780
ホイールベース(mm) 2495
車両重量(kg) 940
乗車定員(名) 4
最小回転半径(m) 4.5
タイヤサイズ(前/後) 155/65R14
メーカー希望小売価格(消費税込) 1,843,600円

これが日産本気の軽スーパーハイトワゴン! 新型「ルークス」を詳しく見る【97枚】

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