日産「デイズ」は軽自動車の枠を超えた!? ショートトリップで見つけた様々な魅力とは【PR】
これまで経済的な面で選ぶイメージだった軽自動車が大きく変わってきています。今回は、日産「デイズ」の実力を体感するために、運転スキルの差がある男女2人で東京から千葉まで出かけてきました。
従来の軽自動車の枠を超えることを念頭に開発された日産「デイズ」
日本独自の規格である「軽自動車」。これまで経済性/税金の安さなどで選ばれるケースが多かったのですが、最近では指名買いされることも多いと聞きます。その証拠に国内新車販売に占める軽自動車の割合は年々増加し、現在は40%近くに達しています。
その人気の理由は、「日本人のため」と言うニーズに的確な商品企画により開発されていること、いまや軽自動車は安かろう/悪かろうではなく格上のモデルに負けないポテンシャルを備えていること、さらには日本人の得意とする制約のあるなかでベストを尽くすという「日本の物作り」を体現しているカテゴリーであることと筆者(山本シンヤ)は考えています。
そんな激戦区に投入されたのが日産「デイズ」です。日産が初めて企画・開発を担当した軽自動車で、新しいエンジン/トランスミッション、プラットフォーム、運転支援システムなど「日産の持つ技術を全てつぎ込んだ」という意欲作です。
今回はその実力を体感するためにショートトリップへ出かけました。今回は筆者だけでなく女子との2人旅。そのお相手は軽自動車のターゲットカスタマー世代で現役の看護師でありながらモデル活動もおこなうレジェンドofレースクイーン、「みさとん」こと柏木美里さんです。実際に運転をしてもらい印象を語ってもらおうと思います。
運転席からの視界が広く、狭い路地でも安心して運転できる
スタート地点は編集部のある東京都世田谷区、幹線道路を離れると非常に狭い道が多い地域です。ここからひとつ目の目的地となる千葉県のカフェを目指すのですが、早速柏木さんに運転してもらいましょう。
そう感じさせるのは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1640mmのコンパクトなボディサイズに加えて最小回転半径4.8mと言う取り回しの良さ。そして広い視界と車体の傾きが解りやすい水平基調のインパネと合わせて小柄な女性でも前に乗り出さなくてもボンネットが良く見えるシートポジション、さらにインテリジェントアラウンドビューモニターのアシストも効いています。
ちなみにインテリジェントアラウンドビューモニターはフロントビューやサイドビューなどの拡大ができるため、見通しの悪い交差点や柏木さんの苦手な左側の路肩に寄せるシーンでも安心です。
市街地を抜け首都高に入りますが、ここからは柏木さんに代わって筆者がステアリングを握ることに。
高速道路でも余裕のある走りが可能。さらに「プロパイロット」も装備!
今回の試乗車は直列3気筒ターボ(64馬力/100Nm)+モーター(2馬力/40Nm)ですが、全域で動力性能に余裕があることにビックリ。静粛性の高さ、振動の少なさもポイントで、高速道路での巡航中(100km/hでエンジン回転数は2800rpmくらい)でもいつものトーンで会話することが可能です。
ハンドリングは背の高さを感じさせないロールコントロールと路面をシッカリと捉える安心感の高い走り。ボディ剛性の最適化やロングホイールベース化も相まって乗り心地も直進安定性も「軽らしからぬ」レベルに仕上がっています。また地味な部分ですが、シートやペダル角度などドライビング環境も高く評価したい所です。
海ほたるでコーヒーブレイクした後は、全車速追従クルーズコントロールと車線維持支援機能を備えるプロパイロットを試してみます。
このプロパイロットやエマージェンシーブレーキの「目」となるセンサーには単眼カメラを使っていますが、同じシステム搭載の他社の普通車よりも制御の緻密さは上です。じつは運転支援機能の良し悪しは制御技術の進化だけでなく車両の基本性能も大きく左右するため、こんな所からもデイズの基本性能の高さが解ると思います。