日産「デイズ」は軽自動車の枠を超えた!? ショートトリップで見つけた様々な魅力とは【PR】
運転が苦手な人でも「もっと運転したくなる」その理由とは
そして、今回のひとつ目の目的地、かずさアカデミアパーク内にある「FARMER’S CAFE」でランチ。地元では有名なカフェのようですが、通りから奥に入っていくので隠れ家的な雰囲気も味わえます。
落ち着いた雰囲気の店内もいいですが、せっかくなのでクルマが見えるオープンテラス席を。ランチは手の込んだ前菜とメインコースのセットで、お肉とたっぷり野菜でボリュームも満点ですが、素材の味が活きているので柏木さんもペロリと完食。もちろん食後の別腹(=デザート)までシッカリいただきました。お昼前から多くの人で賑わっていましたがその理由も納得です。
食後のティータイム、柏木さんに「軽自動車って正直どう思います?」と質問をしてみました。一般的に世代の高い人たちは「軽自動車」というだけで拒否するような人も多いですが、若い子はどうでしょうか?
取材協力: FARMER’S CAFE
千葉県木更津市かずさ鎌足2-2-3(ホテルオークラ手前)
TEL0438-52-0222
豊富な収納スペースと使い勝手の良さは普通車顔負け!
軽ハイトワゴンはパッケージ優先の弊害でデザインの自由度が少なく、結果的にどれも似たりよったりのデザインになりがちですが、Vモーショングリルの大胆なフロントマスクやルーフが浮いているように見えるデザイン処理、ブーメラン型のリアコンビランプなど、一目で日産ファミリーであることを感じさせるエクステリアは、男女関係なく乗っていて似合うデザインです。
また、インテリアも立体感を演出したインパネ周りと下手なコンパクトカー顔負けの質感の高さが魅力です。さらにスマホも置けるセンタートレー、ごみ箱にもなるロアボックス、左右には500mLの紙パックも置けるホルダー、グローブボックスの上にはティッシュも収納可能なアシストボックス、助手席ドアトリムの車検証入れなど、先代の弱点だった収納も抜かりなしです。
さらに「デイズ」には、軽自動車としては初となる、緊急通報システムの「SOSコール」が採用されているのも見逃せないポイントです。急に体調が悪くなった時や、事故などの緊急事態が生じたときに「SOSコールスイッチ」を押すと、専門のオペレーターに繋がるようになっています。
最近問題になっている「あおり運転」被害にあってしまった時でも使うことができますし、今回のロケで隣に座っている怪しいおじさんの通報に使うこともできるというわけです。
インテリジェントアラウンドモニターとタイヤアングルガイドで駐車がラクラク!
ランチ後は、木更津アウトレットでお買い物に向かいます。アウトレットは平日でも多くの人いっぱいですが、柏木さんには苦手な駐車をしてもらう事に。
クルマを上空から見下ろしているかのような映像にして表示してくれる「インテリジェントアラウンドモニター」は人や周囲に動く物があると表示とブザーで警告する移動物検知機能付き。さらにステアリングの向きが解る「タイヤアングルガイド」、もしもの時の「踏み間違え防止アシスト」などが柏木さんのような初心者だけでなく、多くの人が便利だと感じるはずです。
日産「デイズ」はファーストカーとして十分使えるクルマだ!
駐車で自信を持った柏木さん、「ここからは私が運転しますよ」ということで、近くの金田漁港まで向かいます。せっかくなので筆者はリアシートに座らせてもらうことに。新型は従来モデルに対してエンジンルームを圧縮しフロントタイヤの位置を前進、ホイールベースが65mm拡大されていますが、そのほとんどは室内長の拡大に使われています。
その結果、リアシートを一番後ろにスライドさせるとプレミアムセダンを超える足元スペース、逆にリアシートを一番前にスライドさせると540mmの荷室長とコンパクトカー並みのスペースを実現しています。
これなら、大人4人で出かけても不満はないと思います。
木更津市金田に辿りつくと見事な夕日が。恋人同士ならムフフな展開になりそうなシーンですが今回は取材なので、そういうことにはならず。
最後に柏木さんにデイズを総括してもらいました。
このように日産「デイズ」は運転が苦手な人でももっと運転したくなるような魅力を備え、クルマとして素直に「いいね!」といえる一台に仕上がっています。
さらに全方位の高い性能を持ち合わせているので、「とりあえず軽自動車」ではなく、ファーストカーとしても十分に使える仕上がりなので、積極的にお勧めできる一台です。
[Text:山本シンヤ Model:柏木美里 Photo:和田清志]
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Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。