ケンウッドのドラレコ決定版 最新フルスペックモデル「DRV-MR870」を試してみた【PR】

ケンウッドの最新ドラレコ「DRV-MR870」を実際に走行し体験!

 録画画質の高さは、業界トップクラス性能を誇るという「DRV-MR870」を、実際に試してみることにしましょう。この製品は前後2カメラ式ということで、フロントウインドウとリアウインドウそれぞれにカメラを設置します。

 まず最初に注目しておきたい、業界オンリーワンの“飛び道具”が「AIセンシング機能」です。これは、自車の後方を走る車両が急接近や蛇行運転で迫るといった「あおり運転」をしていると、これを検知するというものです。危険が差し迫っていることを乗員に警告するほか、自動でイベント録画をおこなってくれるという、頼れる機能です。

「AIセンシング」の機能説明。車両の急接近や蛇行運転などに遭遇した場合、ドライバーへの警告とともに自車の衝撃検知有無に関わらずイベント録画を実施

 このほか、時速60km以上で走行中に車線からはみ出した時に警告し、居眠り運転やよそ見による事故を防ぐ「車線逸脱警告」機能や、前のクルマが発進したことに気づかず、停まったままでいた場合にお知らせしてくれる「発進遅れ警告」など、安全運転支援機能も充実しています。

ハイエンドモデルということで、機能はもちろんのこと本体自体の見た目の質感も非常に高い
リアカメラは、ガラスに設置しても視界の邪魔にならないコンパクトなサイズ。側面に「AI SENSING」の文字が記載される

 フロントウインドウに取り付けたメインのユニットは、シンプルでありながらひと目でハイエンドモデルのデジカメのような仕立ての良さがわかり、レンズを囲うリングにシルキーな艶を放つメッキが施されているところなど、「品格」といった言葉すら頭をよぎるほどです。

 フロントカメラの背面にある液晶モニターは、カメラが捉える映像をリアルタイムで確認できるもので、右端に設けられたスイッチを押すと、フロント/リアの全画面表示のほか、フロントカメラ映像メインでリアを小さく表示したり、逆にリアをメインにフロントを小さく表示したりすることができます。

フロントカメラを中心に、リアカメラ映像をサブで写した状態
リアカメラを中心に、フロントカメラ映像をサブで写した状態
本体右側に画面切り替えなどのスイッチが配置されている

 また常時録画機能のほかに、衝撃を検知した際などに別フォルダへ自動で抜き出して保存する「イベント録画機能」を備えており、これを手動で操作できるRECボタンもついています。それだけなら他社製品にも見られるものですが、このRECボタンがフロントユニットの下部に赤く大きく設けられていて、直感的に操作できるところがポイントといえそうです。

本体下に赤い「REC」ボタンが配置されており、いざというときにすぐ操作しやすいのもポイントのひとつ

 フロントとリアのカメラには共にF1.6の明るく撮影できるレンズを採用し、また約500万画素のCMOSセンサー「STARVIS」を搭載することで、夜間やトンネル内など、周囲が暗い環境でもノイズの少ない高感度な撮影が可能となっています。こうした部材などでとらえた映像は、最高でフルハイビジョンの約1.8倍の解像度を誇る「WQHD(Wide Quad HD)」規格での記録を実現しているそうです。

 日中の明るい場所を走るときは前後の車両のナンバープレートが鮮明に映し出されるほか、条件により消灯しているように録画されてしまう現象の見られるLEDの信号機の色もしっかりと記録します。

フロントカメラの実際の映像。LED信号機や、前方のナンパ―プレートの数字もしっかりと判別できる
リアカメラの映像。ナンバープレートだけでなく、後ろのドライバーがマスクをしている様子まで分かる

 また広角カメラを採用しているため、ドライバーが前方を見て走っている時に見えにくい交差点の左右方向の状況も画角におさめます。歩道にいる歩行者や横から迫る自転車なども、目視より早い段階でその動きをとらえられます。

 これは実際に衝突事故の場面に遭遇する場面など、何かが自車に迫ってくる過程をより早い段階から記録してくれるということにつながります。

 またクルマが動いているときだけでなく、駐車時もその安心機能として、24時間365日、駐車監視録画が可能です。記録を確実に残すという点にも注力していて、予備充電を行うスーパーキャパシタやSDカードの寿命を事前に告知する機能まで備わっているという徹底ぶりです。

 記録した映像を整理するときはmicroSDカードを抜き出して、パソコン上で情報管理ができるようになっています。ケンウッドのWEBサイトからダウンロードできる無料の閲覧ソフトを使用すれば、走行動画に加え走行スピードやGPSデータを読み込んだ地図の表示などが可能で、WindowsだけでなくMacにも対応しているというのも嬉しいポイントです。

ガラスのスモークの濃度に応じて3段階の明るさ調整ができる「リアスモークシースルー機能」により素のガラスと変わらない明るさで撮影ができる

 では、暗い場所や夜間帯にはどの程度のクオリティで録画できるのでしょうか。今回はスケジュールの都合で夜間の様子は試せなかったものの、日中のトンネルを通過する様子を記録することができました。

ケンウッド「DRV-MR870」フロントカメラ映像

 性能の低いドラレコでは、トンネルの入口付近において、周囲の光量が急激に減少すると映像も黒つぶれするといったことがよく見られることもありますが、「DRV-MR870」にそうしたことはほとんどなく、人の目でいうところの暗順応を瞬時におこない、周囲の状況をいち早く捉え始めるという印象です。

暗いトンネルの走行中は目視より「DRV-MR870」で撮影をしている映像のほうが、むしろ明るく鮮明に見えるほど

 また、トンネル内で周囲の車両のナンバープレートがライトで照らされているような状況でも、クルマの形状やナンバープレートの文字をしっかり捉えています。トンネル出口で今度は一気に明るくなるときも白飛びしません。

ケンウッド「DRV-MR870」リアカメラ映像

 こうした環境の変化が大きい場所では、よりカメラの性能が試されるものです。万一の瞬間がいつ訪れるか分からないことを思えば、優れた環境適応能力は高い安心感と信頼感を与えてくれることでしょう。

 高画質での長時間録画を叶え、ドライブレコーダーで陥りがちなトラブルへの対応策を十二分に講じた「DRV-MR870」は、ドライブレコーダーに確かな性能を求める人に向け、末永く使える決定版といえそうです。

 ケンウッド「DRV-MR870」の詳しい製品情報はこちら!

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