クムホタイヤとオートバックスがタッグを組んだ! コスパと性能を追求したタイヤ「ECSTA(エクスタ)HS52」が専売になった経緯とは? 【PR】
2025年4月18日、日本全国のオートバックスにて、クムホタイヤの乗用車用タイヤ「ECSTA(エクスタ) HS52」16サイズがオートバックス専売品として発売されます。今回は、オートバックス専売に至った経緯などについて、モータージャーナリストの岡本幸一郎さんをインタビュアーに迎え、オートバックスセブンの中野大海(なかの ひろみ)さんと、クムホタイヤジャパンの宋琴弼(ソン クンビル)さんにお話を伺います。
クムホタイヤとオートバックスがタッグを組んだ! そもそもクムホとは?
クムホタイヤの乗用車用タイヤ「ECSTA(エクスタ) HS52」が2025年4月18日、カー用品販売・自動車整備大手のオートバックスで発売されます。
オートバックスで販売されるECSTA HS52のタイヤサイズは、日本でよく使われる13インチから18インチまでの16サイズで、オートバックス専売品となります。

ECSTA HS52について、クムホタイヤジャパンの営業チーム課長、宋 琴弼(ソン クンビル)さんは次のように話します。
「快適性とスポーツ性を両立していて、中でもブレーキ性能にはかなり力を入れています。もともと欧州向けに開発したタイヤで、現地メディアによるドライ・ウエットブレーキテストでも55製品中2位という非常に高い評価をいただいています。
そのECSTA HS52を日本に導入するにあたり、日本市場に合うサイズをオートバックスさんと共同で開発しました。軽自動車からSUVまでカバーできる豊富なサイズのバリエーションをそろえたことも大きな特徴です」
クムホの歴史はタクシーとバス事業から なぜタイヤメーカーに?
そもそも、クムホタイヤはどのような歴史を持つ会社なのでしょうか。その起源は、戦後の混乱期である1946年に韓国で始めたタクシー事業にさかのぼります。
タクシー事業に参入した後、同社はバス事業へと進出しました。そこで深刻なバス用タイヤの不足に直面します。この困難を乗り越えるため、自社でのタイヤ生産を決意し、1960年には製造を開始。その後、技術と品質の向上に取り組んできました。
そして1977年、グローバル展開を見据えて日本法人であるクムホタイヤジャパンを設立。以来、日本のユーザーからも信頼されるタイヤメーカーへと成長を遂げています。

専門誌「タイヤビジネス」が発表した2024年の世界タイヤメーカー売上高ランキングでは、75社中13位にランクインしました。これは、競争の激しいタイヤ業界において、クムホタイヤが確固たる地位を築いている証しです。
一方、韓国国内では常にシェア1、2位を争っており、プレミアムコンフォートからオフロード用まで幅広いラインナップを展開しています。多様なニーズに応える製品開発力こそが、クムホタイヤの販売における強みと言えるでしょう。
新車装着タイヤとしての採用も増加中! クムホタイヤの技術力を垣間見る
ECSTA HS52は、フォルクスワーゲンの新型パサートやT7マルチバンにもOE採用(新車装着時のタイヤ)されたばかりです。
これも、クムホタイヤの技術力が世界的に評価されている証しと言えるでしょう。自動車メーカーは安全性、快適性、環境性能、そして性能など、非常に厳しい基準をクリアしたタイヤのみを新車装着タイヤとして採用します。

ECSTA HS52のOE採用は、クムホタイヤがこれらの基準を十分に満たしていることを示しています。
「電動化やホイール・タイヤの大径化が進む自動車業界において、クムホタイヤの技術力は追い風になる」と、オートバックスセブンのタイヤ・ホイール商品部でバイヤーを務める中野大海(なかの ひろみ)さんは期待を寄せます。対談撮影後に行われた、ECSTA HS52を装着したハイブリッドミニバンの試乗で感じたことについて、次のように語りました。

「運転席に座っても、後部座席でもどちらも静かですね。パターンノイズは極めて静かで、ロードノイズはうまく抑えられていると思います。ミニバン特有の揺れも特に感じることがなく、しっかり感のある走りを体感できています。運動性能と快適性能で非常にバランスのとれたタイヤですね」(中野さん)

電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)は、従来のガソリン車とは異なるタイヤ性能が求められます。例えばEVは車両重量があるため、高荷重に耐えられるタイヤ設計が必要です。
また、EVはエンジンを搭載しておらず、走行する際に発生するノイズのほとんどがタイヤからくるものになるため、静粛性を持った設計が重要な要素となります。クムホタイヤは、これらのニーズに応えるための技術開発に積極的に取り組んでいるとのことです。