スポーティで上質なミニバンとコンパクトカー「セレナAUTECH SPORTS SPEC」「オーラ AUTECH SPORTS SPEC」は歴代カスタムカーのさまざまな知見が生かされた特別な2台!【PR】
AUTECH SPORTS SPEC誕生までのカスタムカー造りの軌跡を振り返る
そんなこだわり満載のAUTECH SPORTS SPECは、日産モータースポーツ&カスタマイズの前身である、オーテックジャパン創業時から築き上げられた、歴代のカスタムカー造りのさまざまな知見が生かされているモデルです。

1986年に創業したオーテックジャパンは、スカイラインやセフィーロ、プリメーラといった車両をベースにエンジンや足回りなどをチューニングしてポテンシャルを高めた「オーテックバージョン」をリリースする一方で、ドレスアップ志向の強いユーザーに向けて「ハイウェイスター」や「ライダー」、「アクシス」といったモデルも生み出して人気を集めました。
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また1989年には、イタリアのカロッツェリア(クルマのデザインを手掛ける会社)であるザガートと共同開発で「オーテックザガート ステルビオ」というオリジナルモデルを200台限定でリリースしたことでも話題となりました。

カスタムカーといえど、日産の販売店で普通に購入してメンテナンスも可能
これらのカスタムカーの特徴は、日産の販売店でベース車と同じように普通に購入でき、ノーマル車と同じように保証やメンテナンスを受けることができる「ファクトリーカスタム」であることで、カスタムカーについてありがちな不安点を払拭した点が挙げられるでしょう。
その後もさまざまな日産車をベースにカスタムカーをリリースしてきたオーテックジャパンでしたが、特筆すべきは2003年にリリースされた、3代目マーチをベースとした「12SR」というモデルです。

この12SRの開発では、スーパーコンピューターを用いて空力や車体剛性の解析を行うなど、自動車メーカーならではの新たな開発手法が取り入れられており、チューニングも足回りやボディ周りのみならず、エンジン内部にまでわたる本格的なチューニングカーとなっていたのです。
そして2007年に登場したZ33型フェアレディZの「Version NISMO」は、マーチ12SRと同様にスーパーコンピューターによる解析に加え、現在のAUTECH SPORTS SPECにも採用されているYAMAHAパフォーマンスダンパーが初採用されたモデルとなりました。

AUTECH SPORTS SPECに込めた、過去に手掛けたカスタムカー造りの知見
さらに同じく2007年には、ミニバンであるセレナやエルグランドをベースとした「ライダー」に、YAMAHAパフォーマンスダンパーや専用チューニングの足回りなどを装備した「パフォーマンススペック」と、パフォーマンススペックにエンジンチューニングまでも施した「ハイパフォーマンススペック」を追加しており、現在のAUTECH SPORTS SPECの前身とも言える仕上がりとなっていたのです。
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このように創業以来、さまざまな車両をベースにカスタムカーを造り上げてきたオーテックジャパン。それを象徴するモデルとして2018年に「AUTECH」シリーズが誕生し、プレミアムスポーティを体現するSPORTS SPECが追加されたというのは、ある意味必然とも言えるかもしれません。
そして2022年4月にはNISMOの愛称で知られるニッサン・モータースポーツ・インターナショナルと統合し、日産モータースポーツ&カスタマイズが誕生しました。

くしくもスカイラインの父としても知られる櫻井眞一郎氏が初代社長のオーテックジャパンと、日産モータースポーツのパイオニアとも言われる難波靖治氏が初代社長のNISMOが統合されたことで、魅力的なクルマが生まれる土台がより強固となったことは間違いありません。
今後もセレナやオーラに続く、魅力的なAUTECH SPORTS SPECの新規ラインナップが増えていくことを期待しましょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。



































