ダカールラリー2023本番間近! トヨタ「ランクル300」のデビューウィンなるか? 市販車部門10連覇を狙うTLCとトーヨータイヤの挑戦とは【PR】
新車両に合わせてトーヨータイヤ「オープンカントリーM/T-R」も2023年スペックに変更
TLCのランクル300にオフロードタイヤ「OPEN COUNTRY(オープンカントリー) M/T-R」を供給するのが、トーヨータイヤです。
トーヨータイヤは、TLCに2021年からタイヤサポートを行なっており、前回2022年大会ではダカールラリーでの使用を想定したオープンカントリーM/T-Rを開発、そしてTLCは市販車部門で9連覇を果たしました。
今回TLCは、上述のように従来のランクル200からランクル300にマシンを変更しました。その新車両に合わせトーヨータイヤは、ゴム配合、タイヤの構造をチューニングし、耐久性を向上させたダカールラリー2023年大会仕様のオープンカントリーM/T-Rを投入、TLCの市販車部門10連覇達成をサポートします。
このタイヤはコンペティション用途ながら、素材の一部には再生可能材料由来のゴムや再生ビードワイヤーといったサステナブル素材を使用しているといいます。これは、「持続可能なモビリティライフの実現」を目指すトーヨータイヤの取り組みのひとつで、材料開発や技術向上を図る一環としてのものだそうです。
2022年10月にはダカールラリー2023の前哨戦ともいえる「モロッコラリー2022」で、新たなオープンカントリーM/T-Rをテスト、TLCの2台は総合34位、35位で無事完走しています。
トーヨータイヤ技術開発本部OEタイヤ開発部の松原圭佑氏は、このオープンカントリーM/T-Rについて、「ランクル300への装着にあたっては、三浦選手の『耐パンク性能を上げてほしい』という要望もあり、サイドウォールの強化をおこないました。ただ単にサイドウォールを強化しただけでは、剛性が上がりすぎてドライバーへの接地感などのインフォメーションが薄れたり、重量が上がりバネ下の動きに悪影響を与えたりといった問題が出てきます。そのため剛性感を上げすぎず、かつ重量を保ったままでの耐久性の向上に取り組みました」と話します。
また三浦選手は「シビアなコースでは、タイヤへの負担も大きくなります。しかし前哨戦のモロッコラリーではサイドウォールへの損傷を起因とするパンクは大きく減少し、耐久性向上を実感しました。またタイヤの接地感、潰れ具合といったドライビングを左右する微細なインフォメーションはこれまでどおりで、乗り味は変わりませんでした。オープンカントリーM/T-Rはこれまでもいいタイヤだと思っていましたが、今回の改良でさらに良くなったと思います」としています。
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TLCの市販車部門10連覇、そしてランドクルーザー300での新たな戦い、それを足元で支えるオープンカントリーM/T-Rの挑戦と、ドラマが待っているダカールラリー2023サウジアラビア。
現地でのレポートや当日の結果、デイリーハイライトは、以下のTLCのダカールラリー2023特設サイトで毎日配信されます。
またトーヨータイヤは、2023年1月13日から15日に幕張メッセ(千葉県)で開催されるカスタムカーの祭典、「東京オートサロン2023」に出展します。トーヨータイヤブースでは「TLCラリー車両のレプリカを展示」し、現地からのダカールラリー最新レポートを届けるとのことです。